内臓脂肪を落としたい人
■ 内臓脂肪を落としたい人
内臓脂肪を落としたい人
最近、お腹まわりが気になってきた人。
内臓脂肪を落としたい人。
痩せたいのだけど無理して頑張りたくない。
そんなあなたにおすすめです。
実際、池谷敏郎先生もおっしゃってる通り、太っている体系とスリムな体型とでは、人生に雲泥の差が出てしまうというのです。
お腹ポッコリ体型は人生を半分捨てています。
内臓脂肪は見た目に影響するだけでなく、健康を損ねる元凶となります。
池谷式メソッドの食事の考え方としては、糖質を半分に減らし、食べる順番に注意し、ゆっくり食べ、隠れ糖質を見抜くことだそうです。
その辺をもう少し詳細に見ていきましょう。
モチベーションは下心
■ モチベーションは下心
モチベーションは下心
肥満や、お腹ポッコリ体型というのは、人生にどこか影を落としてしまうようです。
お腹が出てくると、一気に中年感が漂ってしまいますよね!?
実は、著者の池谷敏郎先生も、以前は、かなり太っていたそうです。
お腹ポッコリ体型のサイズ太めの着れる服に制限され、ちょっぴり自分に自信がない気持ちで外に出かけたり、人前に出ることにも消極的になりがちだったようです。
たかが外見のことと思うかもしれませんが、思っている以上に外見は重要なものです。
そんな著者はその後15kgのダイエットに成功し、痩せてからは、おしゃれに興味が出始め、趣味のテニスやゴルフも格段に上達し、様々なチャレンジ意欲も湧いてきたといいます。
痩せたことで人生も一変したのだそうです。
内臓脂肪のたまりすぎは、健康を損ねる元凶で、2つのタイプがあります。
皮下脂肪型肥満洋ナシ型肥満タイプは、全身にまんべんなく脂肪が付き、皮膚の裏側につく脂肪で、外見にも目立ちやすい脂肪です。
脂肪分解に時間がかかるので、運動や食事制限でもすぐにダイエット効果が現れません。
マッサージなど適度な刺激を加え、少しずつダイエット効果を得ます。
リンゴ型肥満タイプは、内臓まわりに脂肪がつきます。
内臓脂肪は蓄積されるスピードが早く、分解されるのも早い脂肪なので、ウォーキングなどの有酸素運動と食事制限を適切に行えば、比較的速やかにダイエット効果が得られます。
内臓脂肪のたまりすぎは、健康を害する物質を放出することが知られています。
そして、近年、皮下脂肪の過剰なたまりすぎも有害となることがわかってきました。
脂肪はエネルギー源としては大切なものですが、過剰にたまると病気になるリスクも後高まります。
そうは言っても、そんな簡単にダイエットできるなら、すでに出来てるよと言われそうですね。
また、たとえ、メタボが改善されて、維持し続けることは簡単ではないことも知っています。
ですから、少しずつ簡単にできる生活習慣から取り組んでいきましょう。
生活習慣病は、脳卒中や心臓病、さらに癌などの重大な疾患の原因でもあり、自覚症状もないので、気にして取り組むだけでも大きな成果だと思います。
ちょっとずつ変える食事方法を試してみてください。
まずは、モチベーションです。
どんな方でも人から褒められるのは嬉しいことだと思います。
何歳になっても下心があってもいいと思います。
モテたい! 格好いい! きれいですね! と褒められたいですよね?
そういう気持ちが少しでもあれば、スリムで若々しい体を手に入れて、人生を驚くほど楽しくして行きませんか?
内臓脂肪を減らして、健康寿命を伸ばそうなど言うよりも、やる気になる可能性が高いです。
スリムになると、おしゃれも楽しくなります。
ちょっと気になる人を食事に誘ってみる。
若い子たちに気軽に声をかけてみる。
だから、まずは下心をモチベーションにスリムな体を手に入れていきましょう。
本記事では、食事法を紹介します。
■ 本記事では、食事法を紹介します。
本記事では、食事法を紹介します。
さて、モチベーションが上がってきたところで、食生活の改善からいってみましょう。
簡単です。
コンビニで調達OK。
甘いものもOK。
お酒もOK。
飲み会会食もOK。
しっかり食べてお腹も満足。
つらい運動は一切不要。
日常生活のちょっとのコツで痩せられるというようなものです。
本当に大丈夫?と言われそうですが、これが池谷式メソッドです。
もちろんお菓子や炭水化物をバカ食いしてはダメで、好きなものを好きなだけ食べていいということではありません。
しかし、続けられること、習慣にできること。これがダイエットで一番重要なのです。
池谷式メソッドの食事の基本は、「プチ糖質制限」です。
単に糖質制限するというのは辛いし続けられません。
ですから糖質制限を軸にさまざまな方法を組み合わせています。
糖質制限を基本にする理由は、現代人の肥満のほとんどが糖質の摂りすぎだからです。
肥満者は糖質制限をするだけで、内臓脂肪が確実に落ちます。
つまり、最も効率のいいダイエット法が糖質制限なわけです。
まず、糖質とは、ご飯やパン、麺類などの主食、そしてスイーツなどの甘い物のことを指します。
プチ糖質制限のメリットはたくさんあります。
まず、カロリーをあまり気にしなくていいことです。
主食を減らした分、副菜をしっかり食べればお腹も空かず付きません。
空腹と戦わなくていいから続けやすいのです。
また、外食やコンビニでも気軽に実践できます。
家庭でも野菜や肉、魚などの惣菜を中心に食べて、ご飯麺、パンなどの主食の量を減らすだけでいいので、家族とも別メニューを用意する必要もありません。
ですから、ご飯を作る人の手間も増えなくて済みます。
そして、ブドウ糖は私たちの身体を動かしたり、脳を働かせたりするために必要なエネルギー源のひとつですから、あまり厳しい糖質制限を長期で行った場合の安全性は、心疾患などの死亡リスクをあげるという報告もあります。
厳しい糖質制限をすると、エネルギー不足になりやすいという理由付けも考え、「プチ糖質制限」が好ましいと思います。
だるくなったり、やる気がなくなったり、いくつかの症状が出る場合もありので、糖質は多すぎず、少なすぎず、上手に摂ることが重要だということです。
実際のプチ糖質制限
■ 実際のプチ糖質制限
実際のプチ糖質制限
1.糖質を半分に減らす。
■ 1.糖質を半分に減らす。
1.糖質を半分に減らす。
まず、糖質を半分に減らしましょう。
今まで食べていた半分の糖質量を目指します。
これを実行するだけで、体重は確実に減っていきます。
例えばの案として、池谷敏郎先生は大胆な案をお持ちです。
思い切って朝の主食を抜いてしまうという案です。
これは朝食抜きではなく、朝は必要最小限の糖質にして、1日の中で不足しやすい食物繊維やビタミンミネラルを良質なたんぱく質と一緒に効率よく摂取するというものです。
これなら昼や夜の食事のカロリーが少し多くなってしまっても、主食の制限がうまくいかなかったとしても、1日で摂取するトータルエネルギー量を糖質を中心に制限することができてしまいます。
2.食事の量は極端に減らさない
■ 2.食事の量は極端に減らさない
2.食事の量は極端に減らさない
プチ糖質制限を成功させるためにはしっかり食べることも大事です。
主食であるご飯やパンなどの糖質を減らした分、野菜や肉、魚などたんぱく質はしっかりとってください。
要は食べる量を急激に減らせないのがコツです。
たんぱく質が不足すると筋肉が落ちてしまい、その分代謝が下がり、結果として身体機能が低下してしまいます。
そのような糖質制限の場合、糖質制御をやめたとたん恐ろしいことに失った筋肉の代わりに、内臓脂肪がついてリバウンドしてしまうわけです。
エネルギーを燃やす筋肉がないため、リバウンドが簡単に起こってしまいます。
3.食べる順番に注意する
■ 3.食べる順番に注意する
3.食べる順番に注意する
食事をとるときに、一番大切なのが食べる順番です。
食事の最初に糖質を食べてしまうと、血糖値は急上昇してしまいます。
血糖値の急上昇は肥満の原因になるので、これは避けたいところです。
食物繊維を多く含んだ食品は血糖値の急上昇を抑えてくれます。
ですから、食物繊維を多く含んだ食品から先に食べ始めましょう。
食物繊維には水に溶ける水溶性と、水に溶けにくい非水溶性があります。
このうち、水溶性食物繊維は胃腸でネバネバした物質に変化します。
すると、その後に食べた炭水化物の消化を邪魔して、糖質として吸収されにくくするんです。
結果として、食後血糖値の急上昇を防いでくれます。
この水溶性食物繊維は海藻や野菜などに多く含まれています。
例えば、ごぼうやオクラ、アボカド、わかめ、干しシイタケ、ナメコなどで、まずサラダや野菜スープから食べ始めるベジファーストがいいとされています。
4.ゆっくり食べる
■ 4.ゆっくり食べる
4.ゆっくり食べる
そして、ゆっくり食べることも重要です。
満腹中枢は血糖値の上昇を感知して、満腹だから食べなくていいというサインを出すまで(脳が血糖値の上昇を感知するまで)約15分かかります。
血糖値を急上昇させないためには食べる速度も関係するんですね!?
早食いの人は、体が満腹を感じる前に食べすぎてしまうことになってしまうので、少なくとも1食15分以上かけて食べるこれを心がけましょう。
5.隠れ糖質を見抜く
■ 5.隠れ糖質を見抜く
5.隠れ糖質を見抜く
プチ糖質制限で意外な盲点になるのは気づかずに摂っている隠れ糖質です。。
お米やパンなどの主食以外にも、糖質を含む食べ物はたくさんあります。
野菜であれば、ジャガイモやサツマイモなどのイモ類、レンコン、カボチャ、ソラマメなども糖質が多めです。果物であれば、バナナ、ブドウ、桃、ナシ、マンゴー、柿。
シロップ漬けの缶詰は、もっともっと高いです。
そしてスポーツドリンクや市販の野菜ジュースなども糖質が高めなので気を付けてください。
そして、意外に見落としがちなのは調味料です。
トンカツソース、ケチャップ、オイスターソース、みりん、ドレッシングなど糖質が高いものがたくさんあります。
これらの調味料はかけすぎないように、使いすぎないにように気をつけましょう。
という5つです。
これらの基本を押さえて、日々の食事を見直してみてください。
ゾンビ体操で痩せる
■ ゾンビ体操で痩せる
ゾンビ体操で痩せる
池谷式メソッドでは食事が9割、仕上げの部分では運動も取り入れています。
ここで池谷式メソッドで提案されているのがゾンビ体操です。
ゾンビ体操とは1セット5分以内で、その場でできる有酸素運動のことです。
この動きを日々の生活の中に3セット取り組み、1日で30分のウォーキングをしたことに相当する運動になるそうです。
日常生活の中でついでにできるのが運動が苦手な人にぴったりです。
もう少し、詳しく知りたい方は、ぜひ「50歳を過ぎても、体脂肪率10%の名医が教える内臓脂肪を落とす最強メソッド」を読んでみてください。