ストレスには、善玉ストレスと悪玉ストレスの2種類がある!
■ ストレスには、善玉ストレスと悪玉ストレスの2種類がある!
ストレスには、善玉ストレスと悪玉ストレスの2種類がある!
こころの健康(メンタルヘルス)にとって、ストレスへの対処は最重要課題です。
さて、ストレスにも、善玉ストレスと悪玉ストレスがあることを、あなたはご存知でしたか?
「ストレス=有害」といったイメージが浸透してしまっていますが、
まったくストレスゼロという状態は、人間にとっては実は快適な状態ではないのです。
適度なストレスは、励みや張合いに繋がるプラスの刺激となります。
具体的には、周りからの適度な応援や期待は「善玉ストレス」です。
これが全くない状態もつらそうだというのは、想像がつきますよね?
この「善玉ストレス」のことを、ユーストレスeustressと呼びます。
悪玉ストレスには、要注意を・・・
■ 悪玉ストレスには、要注意を・・・
悪玉ストレスには、要注意を・・・
そして問題なのは、このユーストレスのレベルを超えてしまった場合です。
「悪玉ストレス」ディストレスdistressとなり、心身の不調を引き起こし始めます。
食欲不振・集中力の低下・不安感などの症状が生じてきます。
さらに難しい問題なのが、同じ刺激でもユーストレスとなるか、ディストレスとなるかは、個人差がとても大きいということです。
「自分が大丈夫だから・・・.」と楽観視することができないので、特に管理者の方は注意が必要です。
常にスタッフの様子に目を配っていてください。
作り笑いで、ストレス対処!
■ 作り笑いで、ストレス対処!
作り笑いで、ストレス対処!
大切なことは、「いつもと違う感じ」を、いち早く自分で「察知」することです。
日々のセルフチェックですね!
例えば歯磨きをする時、鏡の中の自分の表情や顔色、姿勢に注意を向けることを習慣にしてください。
目が輝いていますか? 背筋は伸びていますか?
もし、いつもより元気がないように見えたら、だまされたと思って、ぜひ、これをやってみてください。
鏡に向かって、にこーっと作り笑いです!
笑顔を作ることで、脳内に快楽ホルモンのβエンドルフィンが分泌されるのです。
βエンドルフィンの作用によって、自己免疫力が上がりますし、気分も楽になります。
本心から声を出して笑うのが一番なのですが、作り笑いでも効果があります。
作り笑いという動作で、自分の脳をだましてしまうテクニックなのですが、一度試してみてください。
鏡に映る自分に、「今日も元気!」等の声掛けも効果的です。
周りからの期待を励みに、自分のペースを大切にしながら、ベストを尽くす。
これは、善玉ストレスですね。
そんな風に、ストレスを楽しむくらいに、うまく付き合えると良いですね。
ほど良い緊張感や張り合いをキープするように、心がけてください。
ところが、例えば、他人の目を気にし過ぎると、悪玉ストレスになっていきます。
それをため込み過ぎると、あなたのメンタルヘルスを害してしまいますよ。
日々のセルフチェックで、今の自分の心の状態を良いレベルにしておいてくださいね。
【こころの栄養】