初めてのマレーシア クリスマス・年越し&新年

初めてのマレーシア クリスマス・年越し&新年

こんにちは、juilletです。
新年、あけましておめでとうございます!
今年はマレーシアでの年越しを初めて体験しました。
今回はその模様をシェアしたいと思います。


マレーシアでクリスマスはお祝いするの??

マレーシアでクリスマスはお祝いするの??

マレーシアでクリスマスはお祝いするの??

こちらのコラムでも、何度もお伝えしていますように、マレーシアには3民族から成っています。マレー系マレー人、中華系マレー人、そしてインド系マレー人の方々です。細かくいえば、その他の先住民もいて、多国籍文化が根付いた国です。これは、アジアの国々の中では珍しいことのようです。

それぞれの宗教に、それぞれのお正月があり、インド系、ヒンドゥ教のお正月であるディバパリは10月に体験しました。その模様はこちらのコラムでもお伝えしたので、読んでいただけると嬉しいです。

そして迎えたクリスマス。
クリスマスはもちろん、キリスト教のお祭りなので各々の宗教が根付いたこの国ではあまり関係ないのかな?と思っていましたが・・・意外と華やかでした。

高級ショッピングモールのディスプレイ

高級ショッピングモールのディスプレイ

有名モール「パビリオン」ディズニーコラボの装飾

有名モール「パビリオン」ディズニーコラボの装飾

住居やホテルのロビー、ショッピングモールなど、至るところにクリスマスツリーをはじめとするクリスマスディスプレイが!他のお祭りでも、ディスプレイはされますが、その中でも一番華やかで大掛かりのものが多い印象でした。もちろん、クリスマスソングも流れています。

そして、モールのショップにはクリスマスプレゼント用の品物もたくさん置かれていました。お店によってもちろん違うのですが、もこもこした帽子と手袋のセット、ブランケット、ココアをつくるのによさそうなミルクパンなど・・・私たちが想像するのと同じような冬用グッズが目につき、驚きました。

マレーシアの気温は12月でも27〜30度くらいの日が多く、もちろん暑いです。でもクリスマスはマレーシアの方々にとっても、冬を連想させるものなのかもしれないですね。
ディスプレイも、日本の様子と変わらず、雪のモチーフのものなど、たくさんありました。
南国っぽいツリーや飾りがついている訳ではありませんでした。笑

そのように盛り上がりをみせるクリスマスですが、実際に何か決まった食べ物や、儀式があるのか?マレー人の友達に聞くと、クリスマスディナーはバーベキュー、という答えが返ってきました。おお!南国らしい!と思ったけれど、それが一般的、という訳ではないそうです。
他のマレー人の方に聞いてみると、それぞれの宗教のお祭りにはご馳走を食べるけれど、1月1日はごく普通に過ごすのだそうです。

私はクリスマスディナーをつくったのと、クリスマスケーキをお取り寄せしてみましたが、半袖ですし、暑いのでちっともクリスマス気分になれませんでした。笑

ネットでお取り寄せ ハイクオリティのケーキ おいしかったぁ

ネットでお取り寄せ ハイクオリティのケーキ おいしかったぁ

マレーシアの年越しとは?

マレーシアの年越しとは?

マレーシアの年越しとは?

12月31日は午後11時すぎくらいから、街中で花火が上がり始めました。
ここマレーシアではなにかと花火が上がります。10月末のインドのお祭りの時も、お祭り前後で1ヶ月近く、毎晩花火、昼間は爆竹でした。
花火と言っても、日本の花火大会のように、大空に打ち上がるタイプのものは少なく、家庭用の最後にやる大型花火くらいのもの。きっと、思い思いに道端であげているんだろうな、と思うサイズです。

0時には、私の住まいのすぐ目の前からも上がるとアナウンスがあったため、10分ほど前に屋上に行ってみました。いつもは静かな場所に、この日ばかりは住人がたくさん集まっていました。カウントダウン終了と共に花火が上がり始め・・・しかし住居塔が高層なため、そこまで到達しなかったのと、人垣で音だけ聞こえて花火は見えず。10分ほど続いた最後の1〜2分にやっと大きな花火を間近で見ることができました!

ちょうどお月様も綺麗な大晦日

ちょうどお月様も綺麗な大晦日

新年、明けましたが・・・

新年、明けましたが・・・

新年、明けましたが・・・

明けて、1月1日。とても静かでした。笑
どこにも出かけていないので、お店など営業しているかは不明でしたが、どうやらマレーシアの人たちにとって、ニューイヤーズデーはただの一日。会社などは1日だけはお休みになるようですが。そして、マレーシアの人たちにとっては、1月1日よりその後に来る春節、チャイニーズニューイヤーの方が重要なようです。

新年といえばおせち料理ですが、マレーシアのおせち料理事情を楽しみにしていました。私はおせち料理を作ってみたのですが、その材料がほとんど売っていないことにまず驚きました。
住んでいる日本人も多く、日系スーパーもたくさんあるので、きっとおせち材料コーナーがつくられるだろう、と思っていたのですが、全く見かけませんでした。なので、おせち用に売っているのではない、地元の物や輸入の物でおせちの材料を集め、なんとか7種ほどつくりました。

マレーシアの材料でおせち料理

マレーシアの材料でおせち料理

お餅はあるので、お雑煮は無事に。みつばはなかったです

お餅はあるので、お雑煮は無事に。みつばはなかったです

また、クリスマス前後にはまったく見かけませんでしたが、伊達巻や黒豆などの既製品が年末には並ぶのかな?とも思いましたが、12月29日に行った日系スーパーでもまったく見かけず。他の時期の親日ぶりからすると、なんだか拍子抜けしてしまいました。お餅は年中売っているので、お雑煮は無事に作れました。

おせち料理、お雑煮と共に迎えた元旦ですが、やはり暑くてまったくお正月気分が出ず。せっかくなのでプールで楽しみました。

そして10月くらいからすっかり涼しい日が多くなり、秋のように感じていた気温が、1月になり急激に上がり、そのまま30℃を超える日がつづいています。マレーシアの秋冬は、もう終わったようです。

大晦日・元旦ともにプールです

大晦日・元旦ともにプールです

マレーシアのニューイヤーズデイは、旧正月?

マレーシアのニューイヤーズデイは、旧正月?

マレーシアのニューイヤーズデイは、旧正月?

クリスマスを過ぎ、日本では一夜にしてお正月にディスプレイを変えますが、ここマレーシアではそのままクリスマスディスプレイが続きます。お正月を過ぎた今でもそのままです。

そして、だんたんと今月末のチャイニーズニューイヤーのものが売られ始めました。
今年は1月24日だそうです。チャイニーズニューイヤーのメインカラーは赤!売られているものも真っ赤です。こちらについては、また体験レポートでお伝えしたいと思います。お楽しみに!


この記事のライター

2022年4月より、マレーシアに移住。食のプロが、マレーシアの食文化を中心に、リアルなマレーシアの魅力を御紹介していきます。

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