自己紹介
■ 自己紹介
自己紹介
はじめまして!このページを担当しますjuillet(ジュイエ)と申します。
私のことを少しお話しさせてください。私は幼少期より、お菓子作りや料理を作ることに興味がありました。食べることが好き、ということももちろんあったと思いますが、食べることより、作ることが好きだったように思います。
辻調理師学校
■ 辻調理師学校
辻調理師学校
中学生の頃には、テレビ番組で憧れた『辻調理師学校』(当時は大阪校のみ)に行こうと決め、短大で栄養学を学んだ後迷わず、新たに東京にも姉妹校が出来ていた『辻調理師学校』へ入学。
調理師免許を目指す調理師学校では、和洋中の料理を満遍なく学びますが、東京にできた学校は専科に別れていて、入学時から『日本料理』『フランス・イタリア料理』『製菓』とコースを決めなければなりません。私は3コースともに興味があったものの、消去法で選んだのは『フランス・イタリア料理』。入学後、この選択は間違いなかったと確信しました!
1年間の専門学校生活のあとは、同校の2年次コースフランス校へ進学し1年。帰国後は縁あって辻調で助教授を努めていた先生が独立された料理教室をお手伝いすることになりました。 そこでの経験で『料理教室講師』という仕事に魅力を感じ、後に独立。自宅での料理教室を開業しました。
初めの数年はフレンチ・イタリアンを中心のメニューでしたが、必要性を感じて和洋中の家庭料理または各国の地元料理など、さまざまなジャンルに興味をもち、作って楽しんだり、お伝えしたりしてきました。
実に、自宅料理教室21年。そんな長年つづいたお料理教室も2021年年末でクローズしました。
マレーシアに移住
■ マレーシアに移住
マレーシアに移住
と、いうのも家族の都合により、マレーシアに移住することになったからです。 長年、生徒さんに恵まれ、日本で料理教室をやっていたので、普通ですと海外移住は気が進まなかったのではと思うのですが、話が出たのは2021年年始。コロナの真っ最中です。そのため、自宅にリアルで通ってくださる生徒さんが激減し、一部オンラインレッスンをしていた頃でした。さらに20年という節目。「今なら、いいか!」とあっさり、今までの人生を終了。仕切り直すことに決めたのです。
旅行ではなく、移住。ともなればビザの問題があります。これもコロナの影響がさまざまあり、結局は出発が2022年4月まで伸びてしまいましたが、無事にマレーシアに到着しました。
皆さんは『マレーシア』という国に、どんなイメージをお持ちでしょうか?
私は、マレーシアどころか東南アジアに来るのも初めて。『マレーシア』に関しては本当に、なんの予備知識もありませんでした! 移住が決まってから、YouTubeなどをみまくっていろいろな予備知識は入れましたが、それまでは首都の名前も、有名な建物も、通貨の単位も知りませんでした。そしてなんと言っても『マレーシアの代表的な料理は?』というのも1つも出ないほどでした。
マレーシア人の方も自ら言っていますが「タイは知ってる!シンガポールは知ってる!マレーシアってどこ?」「その間です」っていう感じの人は多いみたいです。さらに「あー!マーライオンでしょ?」それは、シンガポールのシンボルです。(『マー』だから、マレーシアだと思っちゃうよね)
さて、先ほどの答え合わせをすると、マレーシアの首都はクアラ・ルンプール(KLと略されケーエルと呼ばれます)有名な建物はペトロナスツインタワー、まもなくアジア1の高さを誇る(世界では2位)ムルデカ118も完成します。通貨の単位はリンギット。RMと書きます。2022.10現在1RMは約32円。2〜3年前には25円だったそうなので、ここでも円安の影響がじわじわとでています。
マレーシアはマレー半島南部のマレーシア半島地区(KLはこちら)その東側のボルネオ島北部・東マレーシア地区から成っています。面積は日本の9割ほどありますが、人口は約1/4です。熱帯雨林気候ですが、実際に体験してみるととても過ごしやすく、日本の初夏のような気候という感じ。雨の降り方は激しいことが多いですが、長時間続くことはなく、気候が変わりやすいという印象を受けます。
多民族国家で、マレー系マレー人が7割弱、中華系マレー人が2割強、インド系マレー人が1割弱で構成されるため、自然と多言語・多宗教国家、様々な文化・生活様式が見られます。公用語はマレー語ですが、英語もかなり通じます。特にKLでは7〜8割くらいの方が英語を話す印象です。
多宗教に関係しますが、マレー系マレー人の方はイスラム教の為、豚肉・アルコールは厳禁。ハラルフードと呼ばれる、ハラルフード承認されたもののみ食べられます。一方インド系マレー人の方でヒンドゥー教の方は牛肉を食べません。なので一番多く目にするのは鶏肉になります。ただ、中華系の方がいるため、アルコールや豚肉も買えますし、食べられますのでご安心を。この日本には馴染みのない多国籍国家ならではのエピソードは今後たくさんご紹介しますね!今後の、マレーシア食・文化情報、ぜひお楽しみにしていてください。
2022年4月より、マレーシアに移住。食のプロが、マレーシアの食文化を中心に、リアルなマレーシアの魅力を御紹介していきます。