「マレーシアのスーパー事情』

「マレーシアのスーパー事情』

こんにちは、juilletです。
今回は、マレーシアのスーパーのご紹介をします。
マレーシアには、ローカル、外資系など、豊富にスーパーがあります。
今回は、日本のスーパーとの比較を中心に、ご紹介したいと思います。
マレーシアならではの驚きのシステムもありますよ!


マレーシアのスーパー、品揃え豊富

マレーシアのスーパー、品揃え豊富

マレーシアのスーパー、品揃え豊富

マレーシアにはあちこちに大きなショッピングモールがあり、その中には必ず大型スーパーがあります。
日系スーパーでは、イオンが多く、また百貨店ですが伊勢丹も食品売場が充実しています。      シンガポール系や、欧米系の高級スーパーもあり、どこも品数が豊富。それぞれに特徴があります。


日本の食材に関しては、醤油、味噌くらいならほとんどのスーパーにありますが、やはり品揃えが豊富なのは、イオン、伊勢丹です。各種調味料はもちろん、納豆も冷凍で手に入りますし、日本の冷凍食品、お菓子類も豊富です。


また、最近ではドンキホーテがDON DON DONKIとして、さらに業務スーパーも上陸。
日本人だけではなく、地元の人も多く、賑わっています。


もちろん、割高ではありますが、基本的には困らないくらい揃っています。
ただ、個人的に欲しい本物のダシパックと米麹が手に入らないのが残念。取り扱ってくれることを願っています。

数件を使い分けすれば、ほとんどのものは揃うので、品数は十分。
逆に日本にない、または高い、アジアン食材・インド食材などが豊富で安くて、大興奮!
見たことのない調味料や食材も多く、スーパーについつい長居してしまいます。

マレーシアのスーパー、日本と何が違う?

マレーシアのスーパー、日本と何が違う?

マレーシアのスーパー、日本と何が違う?

日本の品物との違いを挙げると、表示されている賞味期限がことごとく長いこと。
卵は1ヶ月。お豆腐は2ヶ月ほど!なぜだろう?不思議なところです。


また賞味期限はわかっていても読み間違えるのですが、日付、月、年の順番に書いてあります。(海外は大抵そうですよね)
例えば、10/11/22 とは、2022年11月10日まで。マレーシアの卵、いつも賞味期限22日までだなぁ?と不思議がっていたら、2022年でした 笑

あとは、品切れになると、再び補充されるまでけっこう時間がかかること。
2週間後に行ってもまだ売り切れ、ということはよくあります。

棚のものの整列の仕方などは比較的きれいですが、食品の箱が潰れていたりするのはよくあり、あまり気にしないようですね。


また、お客さんが勝手に商品を違うところに戻していたり、さすがに食品では見かけませんが、例えば電球などは箱を開けて中身を確かめた跡があったり、とちょっと驚く光景もあります。

お豆の種類も豊富。ながーいインゲン豆もよく売っています

お豆の種類も豊富。ながーいインゲン豆もよく売っています

マレーシアのスーパー、お買い物の仕方

マレーシアのスーパー、お買い物の仕方

マレーシアのスーパー、お買い物の仕方

スーパーに入ると、日本と同じく、まずはフルーツ・お野菜売り場があります。


欧米でもそうですが、そのまま積み上がっているものが大半。
近くに置いてあるビニール袋に好きなだけ入れます。
1種類、1袋に入れるのが基本ですが、大きめの袋1種類しか置いてないので、にんにく1個とかは、躊躇するところです。笑 


その後、近くにweight staitionがあるので、そこに品物を差し出すと、グラムを測って、値札をつけてくれます。先ほどの、小さいもの、にんにく1個などは、そのまま置くと、測ってから他の物と一緒のビニール入れてくれたりするので、エコが気になる方はそういう方法もいいと思います。

トロピカルフルーツはもちろんですが、輸入によって寒い国のフルーツも豊富に揃っています

トロピカルフルーツはもちろんですが、輸入によって寒い国のフルーツも豊富に揃っています

日本のように、袋に入ってすでに値札がついているものもありますので、時間がない時などはそれを選ぶのもいいですね。ただその際は袋ごしにでもよく中身を確認しないとたまーに傷んでるものもあるので注意です。

日本並にお野菜の形は、かなり整っていてきれいなものが多いですが、傷みなど品質に関しては自己責任を問われるかもしれません。

お魚の種類も豊富で、丸ごと売っていることが多いですが、その場で内臓をとってくれたり、捌いてくれたりもします。ちゃんと氷の上に並んでいて見た感じ、新鮮です。

お魚の種類も豊富 新鮮なものが手に入ります

お魚の種類も豊富 新鮮なものが手に入ります

ハラルをご存じですか?

ハラルをご存じですか?

ハラルをご存じですか?

日本とマレーシアのスーパーの最大の違いは、ハラルフードの扱いではないかと思います。
以前にご紹介したように、マレーシアはイスラム教の方が7割ほど。その方達はハラル認定の食品しか食べません。

食品のご説明の前に、そもそもハラルとは、なんでしょうか?
みなさんはこの言葉を聞いたことがありますか?

ハラル、とはアラビア語で、イスラム教の教えにおいて「許されている」という意味だそうです。  神に許されたもの、こと、という基準で、イスラム教の人々にとって、生活全般の指標になります。

ですから、食だけではなく生活に使うもの、行動、行為、服装などの全てにハラルという考え方があるそうです。

イスラム教の女性は髪も肌も衣装で覆っていますが、それは女性が肌を露出することがハラルに反するため。また嘘をつく、ということもハラルに反しているそうです。

もの、に関しては例えば洗濯洗剤など日常生活品にもハラル認定マークを見つけることができます。

こちらがマレーシアのハラルマーク。食品はもちろんあらゆるもの、場所で見かけます

こちらがマレーシアのハラルマーク。食品はもちろんあらゆるもの、場所で見かけます

ノンハラルコーナーでお買い物の仕方

ノンハラルコーナーでお買い物の仕方

ノンハラルコーナーでお買い物の仕方

さて食品でいうと、ハラルでないものの代表が、豚肉とアルコールです。

ですが、たとえ豚肉以外の、鶏肉や牛肉であっても、ハラル認定のないものは食べられません。

ハラル認定は、国の機関によって認定されますが、屠殺の仕方、加工の仕方などさまざまな決まりがあるそうです。

世界中に300以上のハラル認定機関があるそうですが、共通した世界基準はないそうです。なので、マレーシアにはマレーシアの、ハラル基準があるんですね。

マレーシアでは豚肉とアルコールは売ってないの!?と心配された方もいるかもしれません。
安心してください。ほとんどのスーパーで売っています。
ただし、ハラル認定のある他のものとは、全く違う扱いがされているので、その事を知らないと、ないない!と探しまわって、諦めてしまうことになります。

一番不思議な光景は、肉売り場に豚肉が並んでいないことと、ソーセージ、ハム類が全て、チキン・ビーフ原料のものしか無いことです。

では、どこで売っているのか?
豚肉・アルコールは「ノンハラル」というコーナーに隔離されて置いてあります。
コーナーといっても、小部屋になっていることが多く、はっきりと分離されています。
中にはカゴも分けて置いてあり、通常の買い物をしているカゴは持ち込み禁止のところもあります。
少し薄暗い作りになっている場合もあり、なんだか中に入るとすごく悪いことをしている気分になってしまいます笑  

ノンハラルのコーナーです

ノンハラルのコーナーです

でも大丈夫。マレーシアは多国籍民族ですから、ノンハラルを買ってもおとがめはありません!

ノンハラルコーナーでは、豚肉の生肉はもちろん、豚肉加工品のハム、ソーセージ、豚肉を使った冷凍食品である、しゅうまいや餃子、中華まんなど。また豚肉エキスを使用しているカップラーメン類なども見かけます。

そしてアルコールですが、種類は豊富。
ただ、マレーシアは酒税が高いと言われていて、確かにお値段高めです。缶ビール(350ml)が1本250円くらいと日本のビール並ですが、他の物価からすれば高いなと思いますし、ワインは最低でも1500円くらいから。日本では1000円を切る安旨ワインがたくさんありますので、デイリーに飲むには少しお高めですね。

そして、ノンハラルコーナーで買ったものは、その中のレジでお会計します。一般のレジに持ち込んではいけません。ノンハラルコーナーのレジは、中華系の方か、インド系の方が担当。イスラム教の方にとって、豚肉は食べてはいけないだけではなく、触れてもいけない物。そこでお会計をしたら袋にしまいましょう。一般のレジにはイスラム教の方もいるため、買ったものを、買い物カゴに入れておくのはやめたほうがよさそうです。

アルコールに関しては、飲まないけれど触れてもいいようで、スーパーによってはアルコールは普通の売り場で売っていることもあります。その際は、他のものと一緒にレジに出しても大丈夫です。

日本には馴染みのないハラル文化。これもマレーシアでできる、貴重な体験です。


この記事のライター

2022年4月より、マレーシアに移住。食のプロが、マレーシアの食文化を中心に、リアルなマレーシアの魅力を御紹介していきます。

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マレーシア スーパー事情

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