ホーチミンってどんな都市?
■ ホーチミンってどんな都市?
ホーチミンってどんな都市?
ホーチミン市は、旧名をサイゴンといい、
ベトナム戦争でアメリカ軍が駐留したことで有名なベトナム南部の大都市です。
街路には屋台が軒を連ね、賑やかなベンタイン市場周辺は特に密集しています。
古くからベトナムの経済的中心地として栄え、
「東洋のパリ」と呼ばれた19世紀のフランス統治時代の影響が残り、
フランス領時代にすべてフランスから輸入した資材で建設されたサイゴン大教会や、
中央郵便局などが残る町並みでも知られています。
また、経済成長で建てられた高層ビル郡と雑多なバイク渋滞・スラム街が同居し、
アジアらしさを残す街並みも存在しています。
登録人口が800万人を抱えるホーチミン市は、
ベトナム南部圏の中心として国内GDPのおよそ半分を占め、
ベトナム経済を牽引している大都市です。
そんなホーチミンの観光スポットを紹介します☆
サイゴン大教会
■ サイゴン大教会
サイゴン大教会
サイゴン大教会は、ベトナムのホーチミン市1区にあるカトリックの大司教座大聖堂です。
聖マリア大聖堂とも呼ばれていますよ。
サイゴンがフランスの植民地だった1863年から1880年にかけて、
全てフランスから輸入した資材で建設されました。
ネオ・ゴシック様式の教会で、カトリック教徒も多いホーチミンでは
ミサに訪れる人々がたくさんいます。
さらに観光としてもとても人気があります。
中央郵便局
■ 中央郵便局
中央郵便局
サイゴン中央郵便局は、1886年に建設を開始し、
1891年に当時のフランス領インドシナの郵便・電信施設として完成しました。
パリのオルセー美術館(当時駅舎)をモデルにしたといわれており、
コロニアルスタイルの観光名所として有名で、ヨーロッパ建物の風格があります。
黄色、というのもとても鮮やかで珍しいですよね!
ここでは現在でも通常の郵便・通信業務が行われています!
中の様子がこちらです。
天井が高く、美しいアーチを描いています。
たくさんの観光客で賑わっていますよ!
観光客用のおみやげ物売り場もありますよ♪
ホール外周のカウンターでは現在でも郵便をはじめとして
各種通信・金融サービスカウンターが並んでいます。
統一会堂(旧大統領官邸)
■ 統一会堂(旧大統領官邸)
統一会堂(旧大統領官邸)
統一会堂は、南ベトナム政権時代の旧大統領官邸で、
ベトナム戦争終結のシンボルでもあります。
1975年4月30日に解放軍の戦車が無血入城を果たし、事実上ベトナム戦争は終結したのです。
政情が不安定だった時代に建物の呼び名もたびたび変わっており、
1873年から1955年の呼称は「ノロドン宮殿」、
1955年から1975年の間は「独立宮殿」、などとも呼ばれていました!
大小100以上の部屋があり、地下は軍事施設として使われていました。
建物は当時の状態を保っており、一般観光客に公開されています。
現在でも重要な国際会議には統一会堂が使用されることがあるそうです!
たくさんのベトナム国旗が掲げられているのが印象的です。
ホーチミン市人民委員会庁舎
■ ホーチミン市人民委員会庁舎
ホーチミン市人民委員会庁舎
ホーチミン市の象徴といえばこれではないでしょうか?!
「ホーチミン像」がある人民委員会庁舎です(像の後ろの建物)!
優雅なコロニアル建築で、こちらは一般公開されていないにもかかわらず観光客に大人気。
やはりホーチミンの像があるというのと、さらに夜はライトアップがとっても麗なのです!
ホー・チ・ミン氏の誕生百周年を祝して、1990年に建物正面前の公園にブロンズ像が設置されました。
2015年に、現在の新しい像に置き換えられ、こちらもブロンズ製で高さは7.2メートル、
支持者に挨拶している姿となっています。
ベンタイン市場
■ ベンタイン市場
ベンタイン市場
最後にご紹介するのはベンタイン市場です!
ベンタイ市場は、創立以来100年以上経つ歴史のある市場となっています。
生鮮食品、衣服、食品、工芸品などありとあらゆるものが売られており、
観光客はもちろん、地元の人々で常に賑わっています。
店舗数は、およそ1000店舗と言われています・・・!
日用品、服なども売っています。
店員さんは基本座っていて、ご飯食べたり携帯いじったりかなり自由な接客スタイル(笑)
(アジアあるあるですね)
買うときは基本、値切り交渉しましょう!
最初にふっかけられる値段はかなり高いことが多いです。
アジア大好きトラベラー