知ってた?旬野菜(旬のものを食べる)メリット4選
■ 知ってた?旬野菜(旬のものを食べる)メリット4選
知ってた?旬野菜(旬のものを食べる)メリット4選
いつでも食べたいときに食べたいものが食べられるのに、なんでわざわざ旬を意識する必要があるの?と思うことなかれ。
旬野菜を食べることには、こんなにたくさんのメリットがあるんです。
(旬のものを食べるメリット)
①栄養価が最も高く、味が良い
野菜にとっての”旬”とは、自然の摂理に従って、大地と太陽の恵みをもっとも効率的に受けて育つ時期なんです。だから、旬に食べる野菜は栄養価が高く、味も良いんです。
たとえば、ほうれん草の本来の旬は冬ですが、冬と夏の同じ産地のほうれん草のビタミンC含有量を比べると、なんと、夏のものは冬の1/3以下に減少してしまいます。
②価格が安価で安定しやすい
効率よく生産でき、需要と供給のバランスが取れるので、安定した価格・安価で手に入れることができます。
③その季節に人間が必要としている栄養素をたっぷり含んでいるものが多い
人間の季節ごとの整理バランスに対応した栄養素が多く含まれています。自然界にいたときから、人間は旬のものを食べて体調を調節し、健康を保ってきたのですね。
④残留農薬が少ない
オーガニックや無農薬がうたわれていない野菜であっても、ハウス内ではなく太陽の光をしっかり浴びて育つので、紫外線で農薬が分解されて残留農薬が少なくなります。
各季節ごとの旬野菜の特徴を知ろう
■ 各季節ごとの旬野菜の特徴を知ろう
各季節ごとの旬野菜の特徴を知ろう
次に、春夏秋冬、各季節ごとの旬野菜の特徴をご紹介します。
①春が旬の野菜の特徴
春は、菜の花や山菜類、アスパラガスなど新芽や新葉を食べる野菜が旬を迎えます。
春は新陳代謝が活発になる季節ですが、春野菜に含まれるアルカロイドという苦味成分が、胃の働きを活発にし、老廃物を排泄して細胞を活性化する働きをします。
②夏が旬の野菜の特徴
夏はキュウリやナス、トマトなどの実を食べる野菜が旬を迎えます。
水分を多く含み、皮が薄いものが多い夏野菜。暑い夏に必要な水分やビタミン・ミネラル類が多く含まれ、身体を冷やし、むくみを取る効果があります。
また、暑さで弱った胃を刺激して消化を助けたり、利尿作用を促したりする働きもあります。
③秋が旬の野菜の特徴
秋はジャガイモ、レンコン、サトイモなどの根茎を食べる野菜類・シイタケなどのきのこ類が旬を迎えます。
寒い冬に備えて、水分は夏野菜よりも少なくなり、体内に多くの養分を蓄えています。
これを食べることで、夏の暑さで疲れた胃腸の調子を整え、寒くなる冬に備えた養分の蓄積を行う働きがあります。
④冬が旬の野菜の特徴
冬はホウレンソウ、コマツナ、ハクサイなどの葉野菜類や、ダイコン、カブなどの根菜類が旬を迎えます。
新陳代謝が鈍る季節に、滞りがちな血流をよくし、血液を浄化する作用があります。
また、冬の根菜類に含まれる栄養素には、貯蔵性が高く、冷えた身体を温める効果もあります。
いかがでしょうか?
各季節ごとのわたしたちの体の働きと一緒に考えてみると、旬野菜を食べることがとても理にかなっているように思いませんか。
旬野菜を取り入れて、体調を整えよう
■ 旬野菜を取り入れて、体調を整えよう
旬野菜を取り入れて、体調を整えよう
旬野菜を食べるメリットについて、お伝えしてきました。
今日から簡単に取り組める「旬野菜の取り入れ方」について、お伝えします。
①スーパーで安売りしている野菜を選ぼう
メリットの点でお伝えしましたが、旬の野菜は安価で売られる傾向があります。
家計にも、体にも優しい、うれしいこと尽くめな旬野菜、意識して選んでみてくださいね。
②外食では、できるかぎり季節限定メニューを選ぼう
チェーン店などでも、固定のメニューに加えてそのときに旬な野菜などを使ったシーズナルメニューを扱っているお店が多くあります。
できるだけこれを選び、旬野菜を取り入れてみましょう。
ライフスタイルは変わっても、わたしたちに備わる本来の生物としての体の仕組みは変わっていません。
うまく自然の摂理を取り入れて、季節の変わり目にも負けない体を作っていきましょう!
《本記事を書くにあたって参考にした資料》
■ 《本記事を書くにあたって参考にした資料》
《本記事を書くにあたって参考にした資料》
本記事は、筆者も取得している野菜コーディネーター講座の講座内容を元にお伝えしました。
野菜全般に関する基礎知識、各野菜の栄養や働きはもちろんのこと、保存方法やレシピなども知ることができて、日々の生活に活かしやすい講座です。
元睡眠障害、パニック障害&低体温で虚弱体質だったのが、ここ数年の食生活の見直しですべて改善。基礎調味料にこだわってます。