毎日食べるにはジャンキーすぎる、現代版おふくろの味「オカーサンハヤスメ」
■ 毎日食べるにはジャンキーすぎる、現代版おふくろの味「オカーサンハヤスメ」
毎日食べるにはジャンキーすぎる、現代版おふくろの味「オカーサンハヤスメ」
「オカーサンハヤスメ」、ということばを聞いたことがありますか?
これは現代版おふくろの味をまとめた語呂合わせの言葉なんです。
【「オカーサンハヤスメ」とは】
オ ・・・オムライス
カ ・・・カレーライス
サン・・・サンドイッチ
ハ ・・・ハンバーグ
ヤ ・・・焼きそば
ス ・・・スパゲッティ
メ ・・・目玉焼き
いかがでしょうか。
わたしたちが大好きな、食べ慣れている定番料理ばかりですよね。
この美味しい料理たちですが、実は頻繁に食べるには大きな問題があるんです。
まず、これらの料理はすべて「軟食(なんしょく)」。
つまり、よく噛まなくても飲み込んで食べることが出来てしまうものばかり。
食べることの要(かなめ)は、胃に食材を流し込むことではなく、消化をすることです。
咀嚼(そしゃく)して唾液としっかり混ぜ合わせてから胃に入ることで、きちんと消化ができるようになるのです。
上記の料理を食べるときに、どのくらい噛んでいるか意識してみてください。
ほとんど噛まなくても飲み込めてしまうということが、おわかりいただけるかと思います。
もうひとつは、これらはすべて西洋型の料理であり、焼く・揚げるなどの油を使った高温調理の料理ばかりです。つまり、油を使わないと美味しく食べられない食事なんですね。
油については良い油を選べばまだ良いのですが、それでも必要以上に摂るべきものではないと思います。
「焼く・揚げる」とともに、(油を使わない)「煮る・蒸す」という調理法もバランスよく組み合わせていきたいものです。
日本の伝統食「まごはやさしい」のススメ
■ 日本の伝統食「まごはやさしい」のススメ
日本の伝統食「まごはやさしい」のススメ
さて、次にみなさんは「まごはやさしい」という言葉を聞いたことがありますか?
語呂合わせ続きになりますが、これは日本の伝統的な食事法をあらわす言葉なんです。
【「まごはやさしい」とは】
「ま」 ・・・豆
「ご」 ・・・ゴマ
「は(わ)」・・・(ワカメなど)海藻類
「や」 ・・・野菜
「さ」 ・・・魚
「し」 ・・・(シイタケなど)きのこ類
「い」 ・・・イモ類
いかがでしょうか。
こちらは食材ベースになりますが、見てみると日本で伝統的に使われてきた食材であることがおわかりいただけるかと思います。
米を主食としながら、よく噛んでいただくものばかりなんですね。
また、実際に調理する場合を考えてみても、圧倒的に煮る・蒸すが多い=油を使わずして、美味しく食べられるものばかりなんです。
「まごはやさしい」食事法を今日から取り入れてみよう!
■ 「まごはやさしい」食事法を今日から取り入れてみよう!
「まごはやさしい」食事法を今日から取り入れてみよう!
「まごはやさしい」食事法を少しずつ日々の食生活に反映させていくための第一歩を紹介します。
①味噌・しょうゆ・納豆・豆腐などの大豆製品を意識して食べる
②肉か魚で迷ったら、魚にする
③洋食か和食で迷ったら、和食にする
④料理するときは、”焼く・揚げる”よりも”煮る・蒸す”料理を心がけてみる
いちばん簡単にはじめられることをお話しました。
①~③は外食のときにも簡単に心がけられることなので、少しずつでもぜひ実践してみてくださいね!
続けていくと、身体がすっきりしていくことを感じられますよ。
《本記事の参考にした書籍》
■ 《本記事の参考にした書籍》
《本記事の参考にした書籍》
本記事は主にこちらの書籍を参考に書かせていただきました。「子どもの病気」とありますが、わたしたち大人にも適用できる食についての知恵が書かれた本です。
元睡眠障害、パニック障害&低体温で虚弱体質だったのが、ここ数年の食生活の見直しですべて改善。基礎調味料にこだわってます。