映画『美味しいごはん』東京初上映!

映画『美味しいごはん』東京初上映!

「美味しいごはんは、作る人も、食べる人も、幸せにする」・・・目新しいようで、当たり前のこと。でも、「当たり前」過ぎることは、やはり日々おろそかにされがち。そんな大切なことを気づかせてくれるノンフィクション映画が完成しました。6月末日に大阪でお披露目されたのに続き、翌週の七夕に東京で開催された初めての上映会に行ってきましたので、今回はそのレポートをお届けします。


映画『美味しいごはん』とは?

映画『美味しいごはん』とは?

映画『美味しいごはん』とは?

「美味しいごはん」、食べてますか?
「もちろん!」と元気よく答えられた方も、「たまになら・・」という方も、「何をもって”美味しい”って言ってるの?」という理論派の人も(笑)、ぜひぜひ、ご覧になってほしい映画があります。

その作品タイトルはズバリ、『美味しいごはん』。

詳しくは、この記事を読んだ後に公式サイトも訪れてみてください。2分半の予告編動画だけでも、お腹が空いてきそうになりますよ(笑)

クラウドファンディングで制作資金を集めるところからスタートし、完成までおよそ1年間。
2018年6月30日に大阪での初公開の、ギリギリ前日まで編集をしていたということから、こだわりっぷりが伺い知れますね。

どんな内容の映画なの?

どんな内容の映画なの?

どんな内容の映画なの?

大阪府枚方市の樟葉という町に、全国から人々がやってくる小さな飲食店があります。
その「御食事ゆにわ」を切り盛りする女性店長を中心として、食べ方によって生き方を変えた人たちの想いを描いたのがメインの内容です。

総計1000時間ほどの映像を、神秘的な音楽に乗せて80分に凝縮したものとなっています。
そして、観ることによって食べることに対する感覚が変わる、つまり「”観てから”が”始まり”」であるように作られた映像作品です。

御食事ゆにわ|大阪府枚方市樟葉 開運ごはん・神様ごはんのお店

https://uni-wa.com/

御食事ゆにわは大阪府枚方市楠葉美咲にある自然食店です。 ゆにわ=”斎庭”とは、古神道の言葉で“祭事などの際、神様をお招きする場所”という意味があります。

主人公はどんな人物?

主人公はどんな人物?

主人公はどんな人物?

こちらが本作品の主人公、ちこさん。

「御食事ゆにわ」を立ち上げ10年ほど。はじめは素人だけだったスタッフたちと共に奮闘し、今では全国から予約が殺到する評判のお店に育て上げました。
本作品『美味しいごはん』では、どのような経緯でこの道に入ることになったのか、きっかけとなるエピソードも語られています。

これまで雑誌など多くのメディアにも取り上げられ、「開運料理人ちこ」として多くの著書も出されていますよ。(※下の方に3冊ご紹介しています。)

ご活動の最新情報は、ちこさんのインスタグラムがオススメです!
https://www.instagram.com/tico_yuniwa_/

こちらが本作品の主人公、ちこさん。

「御食事ゆにわ」を立ち上げ10年ほど。はじめは素人だけだったスタッフたちと共に奮闘し、今では全国から予約が殺到する評判のお店に育て上げました。
本作品『美味しいごはん』では、どのような経緯でこの道に入ることになったのか、きっかけとなるエピソードも語られています。

これまで雑誌など多くのメディアにも取り上げられ、「開運料理人ちこ」として多くの著書も出されていますよ。(※下の方に3冊ご紹介しています。)

ご活動の最新情報は、ちこさんのインスタグラムがオススメです!
https://www.instagram.com/tico_yuniwa_/

運気をあげるごはんのひみつ(開運料理人ちこ)2016年

https://wp.me/p9lSyq-es

“箸”渡し 神事に見立て いただきます エネルギー満つ “ひかり”のごはん

神様とつながる開運ごはん(開運料理人ちこ)2015年

https://wp.me/p9lSyq-K

大いなる 循環に乗り 食事から 良い”気”取り込み 感性磨く

運を呼び込む神様ごはん(開運料理人ちこ)2015年

https://wp.me/p9lSyq-fi

凛と立つ イヤシロチなる 台所 向き合う所作に ”ひかり”を宿す

どこでこの作品を鑑賞できるの?

どこでこの作品を鑑賞できるの?

どこでこの作品を鑑賞できるの?

この映画は、配給会社によって一定の期間だけ映画館で上映するのではなく、一般の方が手を上げて「自主上映会」を開くスタイルによって広めていきます。

ただ、今回レポートするのは、完成直後ということで、専門の音響施設と大画面のシアターを備えた大きな映画館での特別回。
場所はお台場のアクアシティの中にあるユナイテッド・シネマで、600名の席がほぼ埋まっています。
大阪では400名を集めたそうなので、合わせて1000人の「お祭り」となりました!

今後については、全国各地で様々な方が主催する自主上映会となりまして、随時スケジュールが公式サイトに掲載されています。
あなたのご近所で開かれる予定はないか、確認してみてくださいね。

制作秘話のトークセッション!

制作秘話のトークセッション!

制作秘話のトークセッション!

ここからは、映画を鑑賞し終えた直後に、制作の中心メンバー4名がステージに上がってトークセッションを行いましたので、その内容を一部お伝えしますね。

左から、本作品をゼネラルマネージャーとして総合的に手がけた小田真嘉さん。
主人公のちこさん。
フードビジネス界の凄腕コンサルタント、永田雅乙さん。
制作プロデューサーの鈴木七沖さん。

左から、本作品をゼネラルマネージャーとして総合的に手がけた小田真嘉さん。
主人公のちこさん。
フードビジネス界の凄腕コンサルタント、永田雅乙さん。
制作プロデューサーの鈴木七沖さん。

初回上映の大阪会場でのアンケートで、特に多くの人が印象に残ったシーンとして挙げられたのは、映画の終盤クライマックスシーンに差し掛かったあたりの、とある料理の一工程のところ。

この部分を作り上げる際、ちこさんがどのようなことを思いながら普段その作業をしているのか、インタビューによって掘り下げ言語化し、そのイメージを映像として再現したものだそうです。

筆者も、惹きこまれるような音楽と共に何かが湧き上がってくるような感覚になる、不思議なシーンでした。

根本を見つめ直すこと

根本を見つめ直すこと

根本を見つめ直すこと

例えば毎日、誰かの誕生日であるように、すべての日が、特別な日。なので「日常」こそ、おろそかにせず、日々のごはんこそ、「いのち」の始まりとして大切にすること。
「こんなカンタンなことなのに、その意識を変えることはとても大変!」と力説するちこさん。
それを伝えるために始めたのが、「御食事ゆにわ」の営業であり、この映画作品もその手段のひとつです。

「何かをやるときに、特別なことは必要ない」「日々の作業をルーティンワークにするのではなく、それらひとつひとつに原点があり、ていねいにありがたく臨むこと」「アタリマエのことをしっかり意識することの凄さ」を語ったのは永田さんでした。

この世の中、何かチョットオカシイ?・・に対して、どうすれば良いか。
その答えはきっと、「根本を見つめ直す」ことにあると語る、ちこさん。

たとえば、昔の人は自然にできていたはずの、水やお米を大切にする意識。「いただきます」「ごちそうさま」をちゃんと言うことと、食事中はスマホに触れないだけでも大きな効果があります。
今回の関西の地震でも実感したことで、「モノはかんたんに壊れる」けど、「心温まるコトは残る」んですね。

また、「何を食べたらいいか」というようにアタマが先行するのではなく、「どう食べたらいいか」の方が大切であり、「食べ方」にこそ目を向けるよう、会場の参加者に呼びかけていました。

おまけ:「ゆにわ」との出会い

おまけ:「ゆにわ」との出会い

おまけ:「ゆにわ」との出会い

さて、上映会レポートは以上となります。
最後に一応、筆者が個人的に「ゆにわ」を知ったきっかけも載せておきますね。
約2年前に夫婦で関西を旅行したときに・・・。もしお気が向いたら、続きは下記のインスタグラムにて。(インスタでも実は長文が書けるって知ってました?笑)




この記事のライター

夫婦でスローライフを徐々に実践中。インスタグラムではカフェや神社仏閣巡りの他に旅行や農関連を投稿してます。

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