脳からのアプローチ
■ 脳からのアプローチ
脳からのアプローチ
私たちは、素晴らしい芸術作品に出逢ったり、何らかの作品や言葉から感動して涙することがありますね。
鳥肌が立つほどの感動をする
■ 鳥肌が立つほどの感動をする
鳥肌が立つほどの感動をする
感動することは、交感神経を鍛えます。実は、交感神経の働きが急速に高まることで、私たちは、感動という体験をしています。そして、その後は副交感神経の働きも高まってくるので自然により感銘を受けたり、満足感を得たりしているのです。
大きな感動は、交感神経の高まりを極限までもっていくので、おのずと副交感神経の働きも高まるという流れができて、それによって心身の能力が高まります。
よくスポーツ選手が「鳥肌が立った」という言葉を用いますが、絵画や音楽鑑賞などだけでなく、何かにチャレンジしたときにも、この現象を得ることができますよ。
感動がないとどうなるか
■ 感動がないとどうなるか
感動がないとどうなるか
別に感動などしなくても平穏に生きていければいい、という人もいるはずです。ですが、それは、まったく張り合いのない生活ではないでしょうか?人は感動するから、それを励みにして生き、また希望をもって明日へと繋ぐことができるはずです。
毎日仕事ずくめの人は、感動が自分の妨げになると考えるかもしれませんし、感動するとそれが引きずって集中できなくなるので困る、と言います。ですが、これは、交感神経が鍛えられていないことからくる発想です。
交感神経は鍛えれば鍛えるほど深い感動を呼ぶばかりか、いつまでも心をかき乱すことなく生活に支障もなくなるのです。
ジョギングよりウオーキングがいい
■ ジョギングよりウオーキングがいい
ジョギングよりウオーキングがいい
交感神経を高めるには、ジョギングよりウオーキングが適しています。ジョギングは、体に脳がついていきにくいという特徴があります。マラソンやジョギングは、交感神経を過度に鍛えることで体を傷つけたり老化を早めたりする要因になりますが、ウオーキングは、脳が体についてくるのです。
どういうことかというと、ウオーキングは酸素不足や疲労感を脳がきちんとキャッチできる、ということです。ですから、競技選手ではない一般の人は、健康促進や病気予防のためには、ウオーキングの方がいいのです。
ラジオ体操のススメ
■ ラジオ体操のススメ
ラジオ体操のススメ
ラジオ体操は、全身が健康になるようにうまくできている完成形ともいわれています。
ですから、健康促進や、病気予防の観点から非常におススメで、下記のような特徴がありますよ。
・短時間で効率の良い運動である
・有酸素運動と無酸素運動を同時に行うことができる
・エネルギー消費量が高い
・運動に必要な動きがすべて加味されている
筋力をつけ、全身の血液の流れをスムーズにするだけでなく、柔軟性にも役立ちます。
もちろん、自律神経においては、交感神経が鍛えられるので、副交感神経の働きも高めてくれます。
ストレッチ
■ ストレッチ
ストレッチ
静的ストレッチと動的ストレッチがありますが、ストレッチそのものは関節を繰り返し動かし、筋肉の伸長や収縮により柔軟性を高めて関節の可動域を広げます。そして交感神経や副交感神経の働きを高め、血液循環も良くしてくれますよ。
筋トレは良くない
■ 筋トレは良くない
筋トレは良くない
筋トレがなぜよくないのでしょうか?
なぜなら、呼吸を止めて無酸素状態で力を出すからです。交感神経が働くときに血管が収縮して無酸素状態になり副交感神経がマヒしてしまうのです。つまり生理機能が防衛反応を起こし、血圧も極度に下がり危険性があります。
笑いヨガ
■ 笑いヨガ
笑いヨガ
交感神経は、大声で笑うことで鍛えられます。
インドのヨガのひとつにある「笑いヨガ」は、通常グループで行うのですが、手拍子を取りながら掛け声をかけて深呼吸し、なにか面白いことを考えたり思い出したりして作り笑いをするのだそうです。
初めはスムーズではなくても、その様子をお互いがお互いを見たりしているうちに作り笑いが自然な笑いになり、最後は皆、身をよじって大笑いするそうです。
これらは、脳が自然と面白いと錯覚してだんだん楽しくなってきたり、最初に行う深呼吸も交感神経を鍛えるのに効果を発揮しているものなのです。
皆で大きな声を出して笑うことで交感神経が刺激され、副交感神経の働きも高まるとても良い方法ですね。
まとめ
■ まとめ
まとめ
いくつかの自律神経を高める方法を記入しましたが、決して難しくなく気軽にできるものばかりです。
交感神経が高まっていると感じたら、その場で深呼吸をすると副交感神経が優位になり、自律神経のバランスが整いますよ。
目には見えない心の動きを可視化すると、無意識の反応パターンの発見が容易になり、高度なセラピーを可能にします。