カンボジア って どんな国?
■ カンボジア って どんな国?
カンボジア って どんな国?
カンボジアは、正式名称をカンボジア王国といいます。
東南アジアにあり、西はタイ、東はベトナム、北はラオスと国境を接しています。
実は現在のカンボジア王国は非常に新しい国で、内戦を経て1993年に成立しました。
言葉はクメール語(カンボジア語)を話します。
カンボジア自体の歴史はひじょ〜に長いです。
カンボジアには、1世紀ごろから国があったと考えられています。
その頃の中国の歴史書に、現在のカンボジア付近に扶南(ふなん)王国
という国ができていたことが書かれています。
3世紀ごろから、カンボジアは中国・インド双方の中間にある交易都市として栄え始めました。
6世紀には真臘(しんろう)という今のカンボジアにとって原型に近い国ができ、
現在もカンボジアで使われているクメール文字という独自の文字が考えだされました。
9世紀にはアンコール王朝という王朝が始まります。
これが、有名な世界遺産であり、三代仏教寺院のひとつである、
「アンコール・ワット」の名前の由来です。
アンコールワットは12世紀に建設されました。
アンコール王朝では内乱や外国との争も多く、
13世紀からは、前回紹介したタイのアユタヤ王朝とも戦ったそうです。
15世紀には首都アンコールは陥落します。
その後首都を移しながらカンボジアは存在を続けます。
1867年にフランスの占領下におかれたカンボジアは、独立運動を続け1953年に独立します。
このように非常に歴史の長いカンボジアですが、
「小国」、「貧困」、「アジアで取り残された国」という印象が強いですよね。
それには後の悲惨な内戦の影響が大いにあると考えられますが、
それについてはまた後ほど!
現在は少しづつ経済成長し、
特にアンコール・ワット等、世界遺産のアンコール遺跡群を中心とした
貴重な観光資源のおかげで観光業が経済を牽引しています。
世界中から観光客やバックパッカーが訪れ、
私もバックパックでカンボジアを旅したひとりです☆
実際に行って見た☆街の様子
■ 実際に行って見た☆街の様子
実際に行って見た☆街の様子
バックパッカー女子として実際にカンボジアに行ってきました!
タイのバンコクからシェムリアップへ入国し、
シェムリアップから首都プノンペンへ深夜バスで移動、
プノンペンからベトナムのホーチミンに陸路で出国しました!
これは、私が首都プノンペンを移動中撮影した写真です。
カンボジアの「貧困」を目にした瞬間でした。
カンボジアには孤児が非常に多いです。
未だに貧困が蔓延しており、写真のように子供が物を売ってお金を稼ぐ様子が見られます。
特に私が外国人だとわかると、車に寄って来ます。
日本では見られない光景なので
(戦後の貧しい時代の日本では見られたかもしれないですね)
色々と考えさせられる旅になりました。
とはいえ、首都プノンペンの街は
発展中の活気が溢れ、とても明るい街でもあります。
街の外にも大小色々なマーケットが存在していて、
地元の人たちはここで生活用品を揃えたり、食料を買ったりしています。
衛生面はよくないので、
観光で行くならローカルマーケットでの飲食はやめたほうがいいです。
ここでマーケットの外で目にした
ちょっと衝撃的な一枚。
カンボジアはまだインフラが整っていません。
廃棄物インフラも十分ではなく、
ゴミが街に散乱しています。
市内についてバスをおりた瞬間の私の感想は「臭い」でした(笑)
東南アジアのどの国と比べても、街にゴミが多かった印象です。
「交通ルールどうなってるの?!」と言いたくなる一枚(笑)
信号はありますが、複雑に交わった道路では
みんな好き勝手走っているような印象で、
私はこの時バイクに乗っていましたが結構怖かったです(苦笑)
彼らなりのルールがあるんでしょうか・・・?
もちろん事故も多いですよ。
観光にはタクシー(自動車)をおすすめします。
このような大きめのショッピングセンターもありましたが、
店舗はまだあまり入っていませんでした。。
タイ、ベトナム、フィリピンなど他のアジアの国では
かなり大きなショッピングセンターが存在するので、
それと比べるとまだまだ発展の遅れを感じますね〜
夜には競技場になにやら賑やかな音楽が。。。
と思って行ってみると、
多くのひとたちが座って休んでいたり、健康体操を踊っていたりしました・・・!!
カンボジアにはまだショッピングセンターやレジャーが普及していないので、
このように競技場に集ってゆっくり時を過ごすのでしょうか・・・?
慌ただしい日本の生活とは大違いで、
なんだかこういう生活もいいな〜と思わせられる時間となりました。
首都のプノンペンには、あまり観光的なスポットはありません。
しかし、ぜひ訪れてほしい、
カンボジアの歴史に関わる重要なスポットが存在するので、
次回お伝えしたいと思います♪
アジア大好きトラベラー