今回は、インド、バラナシのガンジス川の魅力をたっぷりお伝えしたいと思います!
バラナシのガンジス川のほとりには60以上の「ガート(沐浴場)」があります。
ガートはそれぞれ雰囲気も違うので、ぜひゆっくりと散歩を楽しんでみてほしいです。
今回は筆者がおすすめのガートや、
バラナシの名祭「プージャー」について紹介します!
最もにぎわう「ダシャーシュヴァメーダ・ガート」
■ 最もにぎわう「ダシャーシュヴァメーダ・ガート」
最もにぎわう「ダシャーシュヴァメーダ・ガート」
まずは、すべてのガートの中心部に位置し、
もっとも賑わいを見せるダシャーシュヴァメーダ・ガートを紹介します。
必ず訪れてほしいガートです。
宿も、ダシャーシュヴァメーダ・ガートの近くで探すといいと思います。
私もこのガートの近くの宿に滞在しましたが、
食事や買い物にも困ることはありませんし、
なによりガートに歩いてすぐ行くことができるため、
タクシーの交渉やぼったくりにあうことも避けられます。
さらにダシャーシュヴァメーダ・ガート周辺は多くの巡礼者や観光客で賑わうため、
人通りの少ないところを歩いて犯罪に巻き込まれる、ということも避けられると思います!
この写真は朝7時ごろ。
早朝にもかかわらず、本当に多くの信者たちで賑わいます。
私がインド人に抱くイメージは「人懐っこい」でしょうか。
(これがいい意味でも悪い意味でもあるんですが・・・)
早朝のガートには観光客はかなり少ないので、
ひとりで座っているとみんなが声をかけてきます。
写真撮りたい!と言って、みんなとセルフィーしまくり(笑)
たくさんの人が船に乗って対岸に向かっています。
観光客も乗ることができますよ。
私は「どうせ外国人だからぼったくられるし〜」と思い、
交渉するのもめんどくさいので乗りませんでした。
対岸から見るガートの姿もいいかもしれませんね。
聖なる儀式「プージャ」
■ 聖なる儀式「プージャ」
聖なる儀式「プージャ」
そして日没を迎えると、
大きな音楽と人々の祈りの声と共にプージャが始まります。
これ、いつ終わるの?というくらい、長い時間やっていました。
本当に多くの人たちの祈りの大合唱。
祈りを捧げる五人の司祭たちは、
火を使った祈りのパフォーマンスを行います。
ガート全体が一体になるような、日本では味わうことのできない独特な熱気に包まれます。
めちゃくちゃ感動しました!
プージャの帰りはもうすっかり夜なのでちょっと怖い。
(インドでは必ず、日没後は出歩かないようにしていました)
でもプージャの帰り道は大混雑で人がたくさん!
みんな同じ方向に帰るので安心です。
それでも、プージャからは早めに帰ることをお勧めします。
ホテルをダシャーシュヴァメーダ・ガートの近くに取っているとすぐ帰れるので安全です。
火葬場のある「マニカル・ニカーガート」
■ 火葬場のある「マニカル・ニカーガート」
火葬場のある「マニカル・ニカーガート」
マニカル・ニカーガートは、ダシャーシュヴァメーダ・ガートのすぐ隣にあるガートです。
ここは、「火葬場」として有名なガート。
バラナシ の火葬場では写真撮影が硬く禁じられているので写真はありません。
この牛たちの写真は、マニカル・ニカーガートの入り口で撮影。
奥に見える丸太や枝は、火葬で使用されるものです。
ここでは、観光客も火葬の場を見ることができます。
そして火葬された灰は、目の前のガンジス川に放流されます。
火葬の様子はもちろん、遺体もたくさんお目にかかります。
このガートを見学する方は、覚悟と、そして敬意をもって足を踏み入れてください。
さまざまなガートを歩いてみよう
■ さまざまなガートを歩いてみよう
さまざまなガートを歩いてみよう
ガートは60以上あり、それぞれ色々な顔を持っているのでぜひ歩いてみてください!
こちらは南端のアッシー・ガート。
わたしはここからダシャーシュヴァメーダ・ガートまで、40ものガートを歩きました。
途中でインド人に、「アッシーガートから歩いているんだ」と伝えると、
「クレイジーだ!暑すぎる!インド人でもそんなことしないぞ!」と笑われました。。
みなさんも水分補給は必ずしてくださいね。
インドでは常に牛に遭遇?!
■ インドでは常に牛に遭遇?!
インドでは常に牛に遭遇?!
さて、インドでは牛は神聖な動物と言われていますが、
バラナシ の道を歩いているとかなりの確率で牛にばったり出くわします。
最初は怖かったのですが、だんだんそんな状況にも慣れました(笑)
特にバラナシのガートの周辺はこのような細い路地がたくさん。
急に牛がいるのに気づくと、びっくり!
アジア大好きトラベラー