インスタグラムでも圧巻の美しさ!
■ インスタグラムでも圧巻の美しさ!
インスタグラムでも圧巻の美しさ!
こちらの画像は、インスタグラムで「#棚田」で検索したもの。
思わず「フォトジェニック・・!」と唸ってしまうほどの美しい写真があふれています。
インスタグラムをやっていらっしゃる方は、是非とも「#棚田」などで検索してみてください。
数々の風光明媚な写真たちに圧倒されること間違いなし!
(インスタグラムをやっていなくても、グーグルの画像検索で「棚田」と打ち込んでみても、綺麗な写真がたくさん出てきます)
日本全国津々浦々、春夏秋冬、朝昼夕夜、様々なシチュエーションの棚田風景は、見ているだけで癒されたり、楽しい気分なります♪
ちなみにインスタグラムではときどき、バリ島や東南アジアあたりの棚田風景も投稿されていますよ。
僕は個人的に、田んぼに水が張っている時期の、夜の星空を水面に映したバージョンが特に好みです。夕日の茜色に染まっているのも王道ですね。
しかし棚田には消滅の危機が?
■ しかし棚田には消滅の危機が?
しかし棚田には消滅の危機が?
棚田は日本全体の田んぼ面積の約8%をも占めているそうで、名も知らないような土地にたくさんあります。
・・しかし!どこか懐かしさもおぼえるような誇るべき日本の原風景、いつまでも残っている、と安心はできません!
全国にある棚田のうちの4割が、耕作放棄地、すなわち作物(お米)を作っていない状態で放置されてしまっているようなのです。
棚田を持つ人々(その土地の農家さんなど)の悩みは、「棚田でお米を作っても、商売にはならない」こと。
なぜなら、田んぼ1つあたりの面積はとても小さく、また、まっすぐに区画されていないため機械が入れず、農作業(田植え、雑草取り、稲刈りなど)のほとんどが手作業となります。
大型機械や農薬で効率よく生産し、安く大量に供給する現代の流通事情には、そぐわないカタチの田んぼなのです・・。
大山千枚田保存会の取り組み
■ 大山千枚田保存会の取り組み
大山千枚田保存会の取り組み
ではこのまま滅びゆくのを指をくわえて見ているだけなのでしょうか?
いや!そうはさせまいと、各地で「保存会」が組織され、なんとかこの文化的景観を守ろうと奮闘する方々がいます。
この記事では、その中でも代表的な「大山千枚田保存会」の取り組みについてご紹介しますね。
「大山千枚田」は、千葉県南部、鴨川市の山間部にある棚田で、面積約4ヘクタールに400枚弱の田んぼが段々に連なる、気候も穏やかで気持ちのいい空間。
「東京から1番近い棚田」のキャッチコピーのとおり、都心から車で片道数時間で行くことができます。
1999年に「日本の棚田百選」の1つとして農林水産省の認定を受け、その翌年、「棚田オーナー制度」を鴨川市が開設し、大山千枚田保存会が運営しています。
この場所に所縁のない人でも、100㎡あたり年間30,000円で田んぼのオーナー(耕作権と収穫物を得られます)となることができ、初心者でも保存会の人から稲作りの指導やサポートも受けられます。
今ではオーナー権は毎年抽選となる人気ぶり。
年々、施設もサービスも充実してきています。すごい!
実際に行ってきました
■ 実際に行ってきました
実際に行ってきました
というわけで、このGWに僕も念願の棚田、行ってきました。
(インスタグラム投稿に書いてますが、なんと当日ドローン撮影のプロの方とご一緒に!)
とある団体オーナーの仲間に加えていただき、朝7時半にJR千葉駅で集合し、そこからレンタカーで2時間ほどで現地に到着!
(ところで話それますが、カーシェアの「タイムズカープラス」、すっごく便利でビックリ)
9時半開始の田植え講習には、オーナーたち100組以上が集います!やはりご家族連れが多いですね。
・割り当てられたのは区画Eのところ(A〜Eまであります)。僕らは人数が多いのもあり、作業自体はすぐに終わってしまいます。
・苗は保存会の方々によって前日からすでに用意してくださっています。ホント、至れり尽くせり!
・右から2つ目の写真、わかりにくくて申し訳ないですが・・なんと、サンショウウオ!(両生類です) カエルやオタマジャクシもいっぱいいますが、これは珍しいです!お隣の田んぼのお子さんが捕まえていました。
・ランチは山菜の香る混ぜご飯♪空気も良く風光明媚なところで農作業後のご飯の味は格別です。
お世話になったのは「NINO FARM」!
■ お世話になったのは「NINO FARM」!
お世話になったのは「NINO FARM」!
田植え作業とお昼ご飯のあとは、ゆっくりと散歩したりドローン撮影したり(※許可を得て人が少なくなった時間帯)、ほどよい風にも吹かれ気持ちのいい時間を過ごせました♪
さてさて、そんな最高の休日を手配してくださったのは、こちら「NINO FARM」の皆さんです!
「NI(日本の) NO(農業)について考える」が由来の「NINO FARM」。
現在5名のメンバーで、「食と農への”当事者意識”をみんなが持つための共育の場を提供する」ことをミッションとし、市民農園での農作業や農業イベントなど開催しています。
まだまだ消滅して欲しくない「棚田」に対しても、これから様々なアクションを起こしてくれそう。
こうして僕のような飛び込み参加者(笑)も受け入れてくれますので、東京圏にお住まいの方はどこか参加できるものがないか、リンク先をチェックしてみてはいかがでしょうか?
この記事では現地レポは控えめにしましたが、こちらNINO FARMの松本純子さんのブログでは、プロのカメラマン!?と思うような多くの写真に収められた楽しい光景とともに詳細なレポートがされています。
是非是非、お読みになってみてくださいね!
夫婦でスローライフを徐々に実践中。インスタグラムではカフェや神社仏閣巡りの他に旅行や農関連を投稿してます。