人間関係に疲れを感じた時は・・・
■ 人間関係に疲れを感じた時は・・・
人間関係に疲れを感じた時は・・・
さて今日は、人間関係に疲れを感じている方のためのメッセージです。
人間関係に疲れを感じる・・・
もし、今、あなたがそんな風でしたら・・・
あなたは、「皆と、うまく付き合っていかなければ・・・」
「皆と、分かり合わなくては・・・」 と思ってはいませんか?
「皆と、うまく付き合っていく」
「皆と、分かり合っていく」 これを完璧にやろうとしたら、大変です。
人間関係に疲れている方の多くは、人間関係に「過度な執着」や「過度な期待」を持っている傾向があります。
それはもう、「法外な願望」とも言えるかもしれません。
共通するのは、根底に「ねばならない」という「思い込み」が強くあって、それにしばられて、苦しんでいたり、自分を責めていたりします。
「皆と、うまく、分かり合って・・・」というのは、願望の世界の話であって、現実の世界では、実際上不可能な話です。
各人が、それぞれ違う価値観・目的を持って、自らの人生を生きているのですから・・・。
そういった「誤った思い込み」のことを、心理学の論理療法の世界では、「イラショナル・ビリーフ=非論理的な信念」と呼んでいます。
多くの場合、ご自分がイラショナル・ビリーフにしばられていること自体に気づいていません。
自分の中の、イラショナル・ビリーフに気づいて、「ラショナル・ビリーフ(合理的な信念)」に書き換えてしまえば、
「ねばならない」思考から解放されて、自分を責めることもなくなり、実は、すぐに楽になれるのです。
ゲシュタルトの祈り
■ ゲシュタルトの祈り
ゲシュタルトの祈り
ここで、人間関係の「ラショナル・ビリーフ(合理的な信念)」を見事に表現した詩をご紹介したいと思います。
ゲシュタルトの祈り
私は私のことをする、あなたはあなたのことをする
私はあなたの期待に沿うためにこの世にいるのではない
あなたは私の期待に沿うためにこの世にいるのではない
あなたはあなた、私は私
それでもしお互いが出会うなら、すばらしい
もし出会えないなら、しかたない
(フレデリック・パールズ 訳:岡田法悦)
自分を辛くする“思い込み”から、解放されましょう
■ 自分を辛くする“思い込み”から、解放されましょう
自分を辛くする“思い込み”から、解放されましょう
「ねばならない」思考から解放され、人間関係の真実を的確に、そして建設的に捉えた素晴らしい詩だと思いませんか?
実は、この詩、大好きなのです!
一見、クールなようですが、包み込むような大きな温かさを感じます。
「それでいいんだよ」と、許されている優しさも・・・。
読むたびに、さわやかな、そして前向きな気分にしてくれます。
あなたも毎朝一回、この詩を読んでみられてはいかがでしょう。
手帳に書いておいて毎朝見るのも、良いかもしれませんね。
力を抜いてリラックスして、なんとなくポヤーンとした感じで、この詩を毎朝、味わってみてください。
職場や学校へ向かう足取りが、軽くなるのではないでしょうか?
ぜひ試してみてください。
もちろん、お昼休みや寝る前に読むのも、大賛成です!
それでも「人間関係が辛い」と感じたら、もしかしたら、心のエネルギーが低下気味で、心の柔軟性がなくなりかけているのかもしれません。
そんな時は無理せず、早めに心理セラピストにご相談くださいね。
早期の対処で早期の回復が期待できます。
すぐに光が見え始めます。
あなた本来の輝きを取り戻して、さらに、あなたのキラキラ度をアップさせるきっかけにしちゃいましょう!
「ねばならない」の「思い込み」から解放されて、
「私もOK!」「あなたもOK!」で、気楽に「ご機嫌」でいきましょう!
【こころの栄養】