全て大理石?!「未来心の丘」ってどんなところ?
■ 全て大理石?!「未来心の丘」ってどんなところ?
全て大理石?!「未来心の丘」ってどんなところ?
「未来心の丘(みらいしんのおか)」は、
広島県尾道市、生口島にある白い大理石の庭園です。
耕三寺というお寺が芸術活動の一環として作成した庭園となっています。
広さは5,000平方メートルにもおよび、
世界的な彫刻家、杭谷一東(くえたにいっとう)氏に制作を依頼したとのことです。
ここで使用されている大理石のすべては、作成者である杭谷氏のアトリエがある
イタリア・カッラーラで採掘し、コンテナ船で運んできたそうですよ!
(参考HP:https://www.kousanji.or.jp/hill_of_hope.html)
未来心の丘の制作においては、2005年に、
THE MARBLE ARCHITECTURAL AWARDS 2005(マーブル・アーキテクチュアル・アワード2005)の、
アーバンランドスケイプ(都市景観)部門で大賞を受賞されているとのことです!
世界最大規模の大理石彫刻庭園として評価が高い「未来心の丘」は
今「インスタ映えスポット」として若者たちの間で人気沸騰中です!
そんな未来心の丘を見るべく、広島県生口島に行ってみました♪
実際に行ってみた!
■ 実際に行ってみた!
実際に行ってみた!
到着したのは広島空港。
そこから空港発のリムジンバス に乗って、瀬戸田港まで向かいます。
空港からだと30分ほどで到着!
瀬戸田港から、フェリーでさらに30分、生口島に到着です!
生口島はサイクリングロードが整備されており、
レンタサイクルショップもたくさんありますので、
島内は自転車での移動もおすすめ。
のどかな島の中を美しい海を見ながらサイクリング、最高です!
奥に進むとさらに大きな境内が。
実は、耕三寺は別名「母の寺」と言われています。
大阪で大口径特殊鋼管の製造会社を営んでいた技術者で実業家の、耕三寺耕三が母親の死後、
母への報恩感謝の意を込めて、自ら僧籍に入り菩提寺として
昭和10年より生涯を掛けて建立したお寺であることが由来です。
世の中のすべてのお母様にありがとうと心から手を合わせる「母の寺」として親しまれています。
こんなに巨大な大理石がたくさん。なんて贅沢な空間。
未来心の丘も広く、
それぞれの彫刻に製作者の意図やイメージがあるそう。
こちらは
「安らぎと力の腰掛け」といって、
仏教護法の十二天より、「上方を護る「梵天(ぼんてん)」と下方を護る「(地天)ちてん」のエネルギー集合点」
というイメージだそうですよ。
こちらがてっぺんにある「光明の塔」です。
仏教護法の十二天より、「「日天(にってん)」が放つ光(希望)の塔」
というイメージだそうです。
夕時には日が沈み、白い大理石にオレンジ色が反射して
とっても神秘的になります!
また、上からは生口島や海を見渡すことができ、
とてもよい景色が広がっています!
以上、最近話題沸騰中の「未来心の丘」の紹介でした!
広島というと、原爆ドームなど広島市内の観光のイメージが強いですが、
少し足を伸ばして生口島や尾道にも行ってみてください♪
アジア大好きトラベラー