ボロブドゥール遺跡とは?
■ ボロブドゥール遺跡とは?
ボロブドゥール遺跡とは?
ボロブドゥール寺院は、8世紀後半から9世紀前半にかけて建立されたと言われる大乗仏教遺跡です。
仏教寺院としては、世界最大と言われています!
インドネシアのジャワ島、ジョグジャカルタ郊外に位置しています。
以前お伝えした、カンボジアのアンコール・ワットと並んで
東南アジアの貴重な文化遺産であり、
ボロブドゥール、アンコール・ワット、そしてミャンマーのパガンが
世界三大仏教寺院と言われています。
(私はあとパガンで三大仏教寺院制覇!)
基盤の上に6層の石造の方形壇を築き、さらにその上に3層から成る円壇を有し、
その中央に仏塔(ストゥーパ)があります。
仏塔を中心とした建造物であり、各層は回廊となっていて多くの小塔と仏像が並んでいます。
インドのグプタ朝の影響が見られ、一説によると基盤、方形壇、円壇の三層は、
それぞれ地下界、人界、天界という宇宙を象徴しているそうですよ!
実はこのボロブドゥール、文献などが存在しておらず、建造について詳細がわかっていません。
10世紀にジャワ島中部のメラピ山という山の大噴火により
千年もの間火山灰の下に埋もれ人々から忘れられていたそうですが、
1814年にイギリスのラッフルズによって発見されたのをきっかけに発掘調査と修復が開始され、
東南アジア仏教建築の最高傑作とされ、1991年に世界遺産に登録されたのです!
実際に行ってみた!
■ 実際に行ってみた!
実際に行ってみた!
実際に行ってきましたー!現地レポートです♪
インドネシアのジョグジャカルタという町へは乗り継ぎをしなければいけません。
私は、マレーシアのクアラルンプールで乗り継ぎし、そこから三時間で到着。
合計10時間以上の長旅でしたー(汗)
東南アジアの中でもインドネシアは最も南にあるため、意外と遠いのです。
ボロブドゥールへは、市内中心部から車、バイクで一時間ほどで到着します。
晴れの日にバイクで飛ばすのはとっても気持ちがいい!
が、気づかないうちにかなり日焼けするので要注意です。。
この先、階段を登れば遺跡です!
奥に見えてきましたー!
すぐ近くに見えたのですが、それは大きいから。。。
実際遺跡までは結構歩きました!
インドネシアは一年を通して日中はかなり暑く、
日差しも強いので、日焼け対策必須です!
インドネシア人の観光客が多いですね。
ジャカルタから来た修学旅行生たちもいました♪
イスラム教の女性は髪や肌を見せない習慣なので、
写真のように「ヒジャブ」という被り物をしています。
階段を登ると・・・・
どーーーーーん!
写真には収まりきらないほどの大きさ!
念願のボロブドゥール遺跡にたどり着きましたー(感激)。
写真では伝わりにくいのですが、、
高さだけではなく奥行きもかなりあります。
写真で映る奥の人たちの小ささに注目していただけると
その大きさがなんとなくわかると思います!
東南アジア最高傑作と言われる理由がわかります。
あれほど巨大な遺跡にもかかわらず、芸がこまかい!
一つ一つの小さな石の組み合わせ、さらに彫刻。
近くで見ると本当に素晴らしい。
さらに上に登っていくと・・・
本当に清々しい光景!
(ちなみに、セルカ棒はインドネシアでも大人気で、皆んな使ってました笑)
それにしてもこの塔?のひとつひとつがなんとも可愛い!笑
石であることを忘れそうなデザインですよね・・・。
こんな巨大で、繊細な遺跡を、
どんな人たちがなぜ、どのように作ったのか、、
文献が残っていない謎だからこそ、余計に興味が湧いて来ます。
こちらが回廊です。
このような回廊がぐるっと続いています。
壁には細かい彫刻が施されています。
カンボジアのアンコール遺跡群や、タイのアユタヤ遺跡群は
戦争や内戦の跡が残り、破壊部分が目立っていましたね。
でもボロブドゥールはとても状態がよく、細かい部分まで良く見ることができました。
アジア大好きトラベラー