ネギには大きく分けると「加賀ネギ」「下仁田ネギ」などの白ネギと、「九条ネギ」「万能 ネギ」などの青ネギの二つのタイプがあります。
白ネギは淡色野菜に属し、葉ネギは緑黄色野菜に属します。
白ネギは辛味成分のアリシンが豊富で、葉ネギはβ-カロテンやビタミンEを豊富に含んでいます。
白ネギと葉ネギでは含まれる成分が大きな違いがあります。
東日本では白ネギ、西日本では葉ネギを多く食べられるようです。
白ネギに多く含まれるアリシンに注目です!!
アリシンとは、
■ アリシンとは、
アリシンとは、
強いにおいを持つイオウ化合物の一種です。
刻んだり傷つけることで、アリイン が酵素アリナーゼと反応してつくられます。
多く含む食品の代表はにんにくですが、長ネギ、たまねぎ、にら、あさつきも多く含まれます。
アリシンは油で調理することで壊れにくくなります。
疲労回復効果
■ 疲労回復効果
疲労回復効果
にんにくが疲労回復に良い・スタミナがつくといわれているのは、アリシンの働きによるものです。
アリシンは、ビタミンB₁と結びつくことで体内に長く留まらせ、疲労回復の効果を持続させることができます。
疲労回復効果を出すにはカットして10分以内に豚肉と混ぜて調理することが望ましいです。
生活習慣病を予防する効果
■ 生活習慣病を予防する効果
生活習慣病を予防する効果
抗酸化作用によって血液をサラサラに保つ働きがあり、中性脂肪、悪玉コレステロールの低下や血栓予防に効果的です。
またストレス、紫外線、たばこなどで起こる細胞の酸化を抑える抗酸化作用が高く、酸化による老化を防ぐことができます。
カットして1時間放置して調理しましょう。
70度以下の温度で調理することが望ましいです。
血糖値の上昇を抑える効果
■ 血糖値の上昇を抑える効果
血糖値の上昇を抑える効果
アリシンは、ビタミンB₁と協力して血糖値を正常に保つホルモンの分泌を促し、血糖値の上昇を抑える効果があります。
血糖値の上昇を抑えて、糖尿病を予防する効果があります。
血液の流れを正常にする効果
■ 血液の流れを正常にする効果
血液の流れを正常にする効果
血液が固まりやすくなるのを防ぎ、血栓がつくられないようにする効果があります。
アリシンは食用油と結合すると、アホエンに変化します。
アホエンは強い抗酸化作用を持っています
感染症を予防する効果
■ 感染症を予防する効果
感染症を予防する効果
強い殺菌力を持っています。
カットして15分放置して調理しましょう。
食欲増進効果
■ 食欲増進効果
食欲増進効果
このアリシンによる香りは、唾液や胃液といった消化液の分泌を促し、胃腸の働きを活発にさせるため、食欲を増進し、消化吸収を高める効果があります。
注意!!
■ 注意!!
注意!!
アリシンでアレルギー反応を起こす事があります。
食べた直後から1時間後、遅くとも4時間以内に腹痛、下痢、吐き気、冷や汗、めまいなどの症状出ます。
重い症状になると、アナフィラキシーショック(血圧が下がって意識が遠のいてしまう)になる危険性があります。
摂取しすぎには注意し、症状がでた場合は摂取を控えてください。
海っこネギの紹介
■ 海っこネギの紹介
海っこネギの紹介
2002年の台風で他の作物が枯れる中、長ネギだけは被害を受けず、塩害を受けたネギは甘く丈夫に育ったそうです。
それを基にJA山武郡市と県山武農業事務所が開発して、2006年に「九十九里 海っ子ねぎ」として商品化され販売が開始されました。
農薬の使用を県標準の半分以下にして生産されています。
自然が教えてくれた知恵ですね。
長ネギが主役のおすすめレシピ
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ネギのグラタン
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ネギフライ
■ ネギフライ
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まだまだあります、ネギのレシピ、参考にしてください
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食べることが好き。旅行することが好き。そんな私が各地見た、食べたをお伝えできたらと思っています。