五大 稲荷神社
■ 五大 稲荷神社
五大 稲荷神社
稲荷神社は、稲荷神を祀る神社のことで、京都市伏見区深草にある伏見稲荷大社が神道上の稲荷神社の総本宮です。
稲荷神社は、赤い鳥居と、狛犬ではなく狐が神使として祀られることが特徴的です。
狐は、稲荷大神の使いとされ、商売繁盛や家内安全、厄除けなどのご利益があるとされています。
狐は、神様の使いである霊獣とされ、中世の時代に人々が自分たちのさまざまな願いを直接神様に祈るのは敬遠されていました。
代わりに特別な動物を通じて願いを伝える習慣があり狐がお使いとして選ばれました。
狐がお使いとなった理由は、稲荷大神が農業神であることと密接に関係しています。
日本人は古くから「山の神、田の神」という神道の原型となる信仰を持っていました。
この信仰によれば、春には山の神が山から里に下り、田の神として稲の成長を守り、収穫が終わった秋には再び山に戻って山の神となるとされています。
以前、日本 五大 神社について、よく知りもせず個人の見解を書いていましたので参考までに。
五大稲荷神社 イチオシ 笠間稲荷神社
■ 五大稲荷神社 イチオシ 笠間稲荷神社
五大稲荷神社 イチオシ 笠間稲荷神社
御祭神 宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
『古事記』では、宇迦之御魂神は須佐之男命(すさのおのみこと)と神大市比売神(かむおおいちひめのかみ)の間の子とされています。
兄神には「大年神」がいます。
生命の根源を司る「いのち」の根の神として農業、工業、商業、水産業など、あらゆる殖産興業の守護神として人々の生活すべてに御神徳を授けて下さる神さまです。
五穀豊穣、商売繁栄、殖産興業、開運招福、火防(ひぶせ)の守護神として、広大無辺のご神徳を慕って多くの人々に崇敬されています。
創建が、第36代孝徳天皇の御代、白雉(はくち)2年(651年)とされ、歴史を有する由緒ある神社です。
五大稲荷神社 笠間稲荷神社での参拝
■ 五大稲荷神社 笠間稲荷神社での参拝
五大稲荷神社 笠間稲荷神社での参拝
さて、参拝です。
神社を訪れる際は、まず鳥居の入り口で服装を整え、軽く一礼をし、心を引き締めて境内に入りましょう。
他人の家を訪ねるときは「ご免ください」「お邪魔します」といった挨拶をしますよね?
なんて言っても神社は、神様が鎮まっているのですから、無言で無作法に入るのは非常に失礼なことなのです。
手水舎にいき、
(本来は、右手で柄杓を取り、水を汲み両手を清める。 左手に水を汲み、口をすすぐのですが、コロナ後は柄杓がないので、かけ流し式が多いため最近は)
左手、右手と清め、左手で水を注ぎ口をゆすいで吐き出し、最後に左手を清めます。
神前にて姿勢を正し 「二拝二拍手一拝」を基本とし、拍手は心をひとつにして祈りましょう。
深く一礼することを「拝」と言います。
頭を下げる・・・というより体を伏せて、腰で上体を倒していくのがポイントです。
皆さんの心の持ち様で、未来がかわるかもしれないので、感謝の気持ちを持って参拝しましょう。
ちょうど、藤の季節でした。
笠間稲荷神社には、天然記念物の八重の藤が咲き誇っていました。
樹齢400年におよぶ藤樹は、満開時期には、濃紫色の素晴らしい景色が境内を彩り、参拝に訪れた多くの人たちの目を楽しませてくれます。
下がるほど人が見上げる藤の花。
その先で、頭を下げて感謝の意。
笠間稲荷神社 末社
■ 笠間稲荷神社 末社
笠間稲荷神社 末社
笠間稲荷神社の末社がたくさんあります。
月読神社:月読尊が御祭神で、海上安全・歴を司る神
白山神社:菊理媛命、伊佐那岐命、伊佐那美命が御祭神で、夫婦和合・縁結びの神
菅原神社:菅原道真公が御祭神で、学業成就・受験合格の神
粟島神社:少彦名神が御祭神で、医薬・裁縫の神
山倉神社:高皇産霊神、建速須佐之男神、大国主神が御祭神で、病気平癒・災難除け開運・子孫繁栄の神
こちらも巡ってみるのもいいですね。
稲荷寿司
■ 稲荷寿司
稲荷寿司
笠間稲荷の門前に、明治33年創業のお店があります。
笠間稲荷神社の別称「胡桃下稲荷」(くるみがしたいなり)にちなみ、胡桃入り「くるみ稲荷ずし」が名物となっています。
私には味が濃すぎますが、美味しいです。
笠間稲荷神社(五大稲荷神社)巡りの際には、各神社の見どころを事前に調べ、歴史や背景を知ってからいくと楽しさが増します。
参拝時には礼儀を守り、周囲の参拝者に迷惑をかけないように気をつけ、神社周辺の観光地も楽しみながら、五大稲荷神社の笠間稲荷神社を巡りを満喫しましょう。
笠間つつじ公園
笠間工芸の丘
笠間芸術の森公園