稲刈り
■ 稲刈り
稲刈り
稲刈り後は、稲(米)を乾燥させるのだが、乾燥機で火力乾燥させる方法と、刈り取った稲を束ねて吊るし、太陽の力で乾燥させる「天日干し」という方法がある。
最近は、コンバインで稲を刈り取りながら脱穀し、籾の状態で収穫され、その後乾燥機で短時間に乾燥する。
天日乾燥は労力と時間を要するため、現在ではほとんどが機械乾燥だ!
昔は、稲刈りは鎌による手刈りやバインダーと呼ばれる刈取り専用の農業機械で行い、その後天日による自然乾燥が主だったことを憶えている。
お米の美味しさ
■ お米の美味しさ
お米の美味しさ
天日干しのお米は、昼夜の温度差により日中光合成をした稲が夜間に休息し味が熟成するとか、稲を吊るすと養分がお米の中にゆっくりと下りてきて養分を籾に移動するとか、諸説ある。
地方により、横木に掛ける「はさ掛」や杭に掛ける「杭掛」など天日干しの方法も様々だ!
実際、天日干しの方が本当に美味しいのかどうかわからないが、農家さんに聞くと、全員に天日干しの方が「うまい」と言われる。そういう自分も天日干しの方が「うまい」とは思っている
ただ、小さいころから、環境にやさしく愛情がこもった自然乾燥米という感情が、美味しいと思わせているのではないかとも考えていた。
いつか贅沢な食べ比べをしてみたいものだ!
いづれにせよ、一生、天日干し派の立場は変わることがないだろう。
ところで最近、天日干しの光景を多く見るようになったのは、気のせいなのだろうか・・・?