靖国神社
■ 靖国神社
靖国神社
コースの都合上、市ヶ谷駅を利用してスタートしましょう。
市ヶ谷駅から九段下の方へ数分歩くと、靖国神社があります。
靖国神社(やすくにじんじゃ)は、ご存じの通り、国家のために尽くした尊い命の魂を慰め、後世に伝えることを目的としています。
ご祭神には、坂本龍馬や吉田松陰などの幕末志士から、日露戦争や第二次世界大戦で命を捧げた人々が祀られています。
明治時代に創建された神社で、「国を靖(やす)んずる」という言葉に「祖国の平和」の願いを込めて靖国神社と名付けられました。
秋は大鳥居から第二鳥居へかけて、高さ約25mのイチョウが黄金色に輝きます。
市ヶ谷駅から向かうと大鳥居経由だと遠回りになってしまうので、今日は南門から入りました。
令和元年に御創立150年記念事業の一環として外苑整備がおこなわれ、イチョウ並木周辺が美しく整えられたそうです。
本殿裏手にある神池庭園には、鮮やかに色づくモミジが見られました。
北の丸公園
■ 北の丸公園
北の丸公園
靖国神社を後に、靖国通りを東に進むと右手(靖国通りの反対側)に武道館があり、その奥に、北の丸公園があります。
北の丸公園は、モミジで彩られた異空間を感じられます。
いろはモミジ、おおモミジ、やまモミジ等、各種のモミジが植えられていることから、同色でないモミジがバランスをとりながら素敵に揺れていました。
皇居東御苑
■ 皇居東御苑
皇居東御苑
次に皇居東御苑に向かおうとしたのですが、あいにく休園でした。
休園日は、月曜日・金曜日で、天皇誕生日以外の「国民の祝日等の休日」は公開するそうです。
自然豊かな皇居東御苑が紅葉に彩られる
皇居東御苑はかつての江戸城の本丸・二の丸・三の丸に位置し、一般に公開されている。昭和天皇の発意により武蔵野の自然を模した二の丸雑木林には、コナラやクヌギ、モミジなども植えられ、秋になると、例年11月中旬頃には赤や黄色に色づき見事な紅葉を見ることができる。
行幸通り
■ 行幸通り
行幸通り
皇居を時計回りに大手町の方に歩きながら、日比谷公園に向かいます。
この間、都会と自然のコントラストを楽しめます。
皇居の周りを歩いているとジョギングの方々とすれ違います。
もしかして時計回り(右回り)に歩いてはいけないのかと思うほど。
調べてみると、運動会やオリンピックのトラック競技はが、左回りということからだそうです。
皇居の1周は約5キロで、左回りに100m毎にポイントが打ってあるそうです。
さて、多くの方がカメラを構えていたので気が付きました。「ここが、行幸通り か!?」
皇居と東京駅をつなぐ特例都道として、普段は、中央部分は遊歩道として使われています。
紅葉シーズンは、道の両脇にイチョウ並木が鮮やかな黄色へと変化します。
都会のビル群が並んでいる景色にもマッチして、健やかな気分にさせてくれました。
日比谷公園
■ 日比谷公園
日比谷公園
行幸通りを一瞬にして通り過ぎ、最後に向かうのは日比谷公園です。
写真を撮るのを忘れましたが、和田倉庫噴水などで、休憩やトイレ休憩などもできるので訪れてみてください。
さて、日比谷公園は、東京駅から徒歩圏内、都会のオアシスとして本当に有名ですね。
ここだけでも1日楽しめる公園となっています。
秋はどうかというと、敷地の中には、イチョウやハナミズキ、イロハモミジなど、葉が黄色や赤色に染まる紅葉樹が多く並んでいます。
敷地内のテニスコートから、霞門へと抜けるS字型のイチョウ並木と、園内に3つある池の1つ「雲形池」の水面に映る紅葉が素晴らしいです。
大名屋敷地、陸軍練兵場を経て、日本初の洋風公園として1903(明治36)年に開園した日比谷公園。
四季を通じて織々の花が咲き、季節の移り変わりを感じることができます。
次は、春に来てみよう。春にはフジやハナミズキが園内を彩ります。
園内には、イベントスペースが多く設置されていて、この日もイベントの準備中でした。
「大音楽堂」や「小音楽堂」「日比谷公会堂」など、多くの音楽家も演奏してきました。
そして、おしゃれな売店やレストランなども豊富で、自然と触れ合えるだけでなく、イベントや食事を楽しむことができるので、ここをゴールにしました。
季節ごとの日比谷公園を、ぜひ堪能してみてください。