そら豆の取穫量が多い産地と旬
■ そら豆の取穫量が多い産地と旬
そら豆の取穫量が多い産地と旬
そら豆の取穫量が多い産地(都道府県)は.例年、鹿児島県が1位、2位が千葉県、3位が茨城県となっています.
そら豆の旬は、産地で違いがありますが、全国的に見ると3月から7月頃が多いです。
九州が、「3月~4月」、中部、千葉が「5月~6月」茨城、宮城、新潟、東北が「6月~7月」あたりです。
そら豆はマメ科そら豆属で、大豆、落花生、エンドウ豆、インゲン豆、ヒヨコ豆とともに6大食用豆と呼ばれて、エジプトで4000年以上も前から食用として栽培されていたそうです。
エジプトのピラミッドからも発見されていて、世界最古の農作物のひとつとか!?
日本にはインドの僧侶が中国を経て奈良時代に持ち込んだ説があります。
「そら豆」の名前の由来と歴史は、サヤが空に向かって育つ様子から「空豆」や「天豆」、蚕が作る繭(まゆ)の形に似ていることから「蚕豆」とも書きます。
ふかふかのベッドとお歯黒?
■ ふかふかのベッドとお歯黒?
ふかふかのベッドとお歯黒?
サヤの中で、おたふく型の豆がゆったり寝ている、かわいらしい寝顔?のそら豆。
ふかふかに思えるベッドのようなわたは、寒さや乾燥から豆を守っていえうそうです。
千葉県では、11月頃に蒔いて、5月頃に収穫なので、まさに越冬ですね。
黒い線は「お歯黒」と呼ばれ、芽や根が出てくる部分です。
これは熟度の目安なんですって。
収穫し始めは、まだ緑色ですが、収穫が終わりに近づくほど黒くなります。
完熟してから食べる他の豆類とは違って、未熟で青々としたものを食べる そら豆は、ビタミンBやカロテンも含まれる農作物のひとつです。
そら豆は水分が少ないため、栄養が凝縮しています。
タンパワ質、ビタミンB群、ビタミンC.カリウムなどが含まれていて栄養バランスに優れています。
健康的な体づくりや代謝にかかわる栄養素が多<、美肌や疲労回復にも効果があると言われています。
そら豆には栄養がたっぷりなんですよ♪
そら豆の収穫、出荷
■ そら豆の収穫、出荷
そら豆の収穫、出荷
みなさんは、そら豆の収穫をされたことありますか?
そら豆の収穫は、サヤが下がり、背筋の都分が黒くなってきて、ゴツゴツとした手触りになったら収穫の目安です。
1本1本、ハサミを使って、丁寧に収穫します。
収穫すると水分かすぐ抜けてしまうので、乾燥防止のために新聞紙等を掛けておきましょう。
とにかく収穫したらすぐ食べるのが鉄則です。
簡単、美味しい、素材の味を楽しむ極意
■ 簡単、美味しい、素材の味を楽しむ極意
簡単、美味しい、素材の味を楽しむ極意
塩ゆでしてそのままおつまみや そら豆ご飯、煮物、そら豆の炒め物などがおすすめです。
やわらかな口当たりと、ほのかな甘み、空豆のキレイなひすい色は食卓を彩ります。
まずはシンプルに焼いたり、ゆでたりして、そら豆本来の味を堪能してみてください。
焼き方のコツ(焼き時間の目安 10分)
サヤの両端を切り落とし、魚焼きグリル(オづン、トースターなどでもよい)で黒くなるまで中火~強火でこんがり焼<と、ワタの水分で蒸され、香りや甘みが出ます。
サヤごと塩水に浸してから焼<と、内側のワタの部分を食べられます。
ゆで方のコツ(ゆで時間の目安 2~3分)
包丁で薄皮に3mm程度の切り込みを入れると、ゆで上がった豆がシワになりにくくなります。
塩ゆでする際、日本酒を入れると青臭さが抑えられます。
たっぷりのお湯にパラパラと入れて豆が泳ぐようにゆでましよう。火加減は常に中火~強火で!
火が通りすぎると味が落ちるので、ゆで上がったら手早くザルにあげましよう。
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