初めてのデートは、甘い香り漂うスイーツ店がいい
■ 初めてのデートは、甘い香り漂うスイーツ店がいい
初めてのデートは、甘い香り漂うスイーツ店がいい
アメリカの社会心理学者が行った、とても面白い実験があります。
あるショッピングモールでボールペンを落としたり、紙幣の両替を依頼して、どのくらいの人が親切にしてくれるかを調査したことがあります。
このような実験では、普通協力してくれるのは、ほんの20%ほどのようですが、クッキー屋さんなどの甘い香りを醸し出す店の前では何度やっても50%以上が協力してくれたのです。
さらに、アメリカの話ではありますが、実験の結果、甘いものを食べた後、人は親切な行動をとることもわかっています。
これは日本も同様で、履歴書などに、「趣味:スイーツめぐり」などと書いてあると、イメージが良くなることもわかっています。それは、「この応募者は優しそうだ」と、相手が勝手に判断してくれるからなのです。
また、初デートはスイーツ店をおススメするのは、甘い香りをかぐと誰かとその幸せな気持ちを共有したくなることから、恋が芽生えやすくなるはず、と考えられているからですよ^^
また、誠実さを表したいときは、爽やかで、フルーティな香りを身に纏いましょう。
香りは触覚にも影響を与える
■ 香りは触覚にも影響を与える
香りは触覚にも影響を与える
衣服にタバコや焼き肉の臭いが付いてしまった時、なんだかザラザラすると感じたり、ベタベタすると感じたことはありませんか?
また、なんと柔軟剤のフローラルの香りがタオルについていると、タオルがより柔らかく感じられる、ということがわかっています。
つまり、まったく同じ素材なのに香りによって洗い上がりの感触を違って感じるのが私たちなのです。また、人から「これは、柔らかいですよ」と言われると、プラセボ効果が働いて柔らかく感じたりするのが私たちなのです。面白いですね・笑
ですから、柔軟剤にフローラル系が多い理由もわかるというものです。
フェロモンとは?においの可能性も
■ フェロモンとは?においの可能性も
フェロモンとは?においの可能性も
「フェロモン」という言葉を多くの人は、セクシーとか色っぽいという言葉だと思って使用していますが、実は違います。
フェロモンは、動物の体外に信号として放出される化学物質であり、フェロモン=セクシーではありません。
女王バチはフェロモンを出して、オスを招き寄せ、蟻は先頭を歩く蟻がフェロモンを出して、他の蟻が、それに従っているのです。
また、近寄らせないようにするフェロモンもあります。
以前、JRでは鹿の飛び込み事故があり、防止対策に鹿の天敵であるオオカミの尿に含まれる臭い物質(フェロモン)を,線路の脇に撒いたことがありました。なんとやはり一時的に事故が無くなったのだそうです。
さらに、多くの女性は汗のついたたくさんのシャツの中から、パートナーが着つづけたシャツをかなりの確率で見つけ出すというのですから、驚きです・汗
ですから、男女とも固有の臭いがあるのは確かなようですね。
なぜあんな素敵な女性が、あんな男と付き合っているの!?
■ なぜあんな素敵な女性が、あんな男と付き合っているの!?
なぜあんな素敵な女性が、あんな男と付き合っているの!?
当人たちにすれば、余計なお世話なのですが、なぜあんな素敵な美女が、あんな男性と付き合っているんだろうというカップルがいたりしますよね。
実は、人間には免疫にかかわるHLA遺伝子というものがあって、別名「恋愛遺伝子」と呼ばれていますが、これが先ほど触れたフェロモンに似ているのでは?と、研究もされています。
また、この遺伝子の配列構造が違えば違うほど、様々な病気に対抗できる遺伝子を持つ丈夫な子が育つとされています。だから、人は本能的に遺伝子の配列構造が自分と異なる相手を求めるようにできている、と言うのです。
HLA遺伝子がどうなっているか知る手がかりになるものがフェロモンなので、つまり、本能的にフェロモンで惹かれ合ったということでしょうか・・・
まとめ
■ まとめ
まとめ
なぜ、あのとき優しくなれたのか?
なぜ、あの人に好意を抱いたのか?
その原因は、香りやフェロモンに関係している可能性もありますね。もしかしたら遺伝子の配列構造を本能で察知したとか・・・笑
においは意志と関係ないところで感情が働くようになっています。なんだか、少しだけ甘い香りを纏いたくなるのは、気のせいでしょうか?(^^)