早い!安い!うまい!その名も・・・経済飯
■ 早い!安い!うまい!その名も・・・経済飯
早い!安い!うまい!その名も・・・経済飯
中華系のローカル食堂で「エコノミーライス/経済飯」の看板を掲げたお店があります。
こちら、読んで字の如く・・・お安くお腹いっぱい食べられる、経済的な食堂。
店内には、大きなステンレス製のバットに入ったおかずが、ずらりと並んでいます。
平皿にご飯を盛ってもらい、それを受け取ったら、あとは自分で好きなおかずを乗せていくという、ビュッフェ方式です。
小さなお店や、ショッピングモールの中では、おかずもお店の人がとってくれる場合もありますが、大型のお店は自分でとるのが基本です。
おかずの種類は本当に豊富。
お野菜、豆腐や湯葉。豆類。魚、イカ、エビなどの魚介類。もちろん肉類もあります。
中華系のお店なので、豚肉のお料理もあるのが特徴。ノンハラルのお店ですから、イスラム教のマレー人の姿は見かけません。
たくさん並んでいるお料理には、ひとつひとつにメニュー名など書いてないですし、値段もありません。きっと、聞けば素材など教えてくれるとは思いますが、混み合ってる店内では、いちいち聞くのもはばかられますよね。だいたい、あたりをつけて選んでいくことになりますが、得体のしれないものはないので、大丈夫です。笑
私は1度、レバーかな?と取ったものが大豆ミートだったことがありますが、マレーシアはベジタリアンも根付いているようで、大豆ミートも普通に使うようです。
このような、自分で盛り付けるお店なら、ベジタリアンの人もOK!
ベジタリアンじゃなくとも、旅行中に野菜不足を感じてる人や、軽めに済ませたい人はお野菜料理だけにするのもいいんじゃないでしょうか?
野菜料理も、圧倒的に炒め物が多く、しっかり味もついていますので、ご飯のおかずとして物足りなさはまったくありません。
そして、マレーシアの少しぱらぱらっとしたお米には、おかずと混ぜながらいただくのがとっても合うんです。ついつい、ごはんが進んでしまいます。
さて、お会計は?
■ さて、お会計は?
さて、お会計は?
好きなお料理をとり終えたら、そのままレジに向かいます。
レジ係の人が、お皿を見て、値段をレジに打ち込みます。レジ係の方の目測でしょうか!?
何度か通ってみて、だんだんシステムがわかってきました。
お野菜料理いくら、肉料理、魚介料理はいくら、というお値段があり、それを合計しているようです。もちろんごはんもカウントされます。
お店によりますが、私がよく行っていたお店ではおおよそ一人分、6〜8RM(200円前後)ほど!10RMしたら、高い!って感じです。まさに経済飯!
エコノミーライスの攻略方法
■ エコノミーライスの攻略方法
エコノミーライスの攻略方法
お会計にも関係するのですが、地元の皆さんの様子を観察していると、これがマナーかな?とわかったことがあります。
ついつい、「日本人はいろんな種類を少しずつ」試したくなりませんか?
特に女性の方はそんな傾向があるかも。これ、すごく日本人っぽい。私も、初回はまさにこれ。6〜7種類取りましたー。
でも、地元の方は多くて3種。
2つの野菜と、肉や魚を1種。または、お野菜1種肉や魚を1種。もちろん、1種類だけの人も。
会計は、種類のカウントで、量はあまり関係なさそう。少なくても多くても、あまり値段が変わりません。日本のように、グラムいくら、という考え方ではないのかもしれません。
なので、2人以上で行く時はそれぞれ2、3種類を多めにとって、シェアはいかがでしょうか?笑
もちろん、一人で数種類盛っても、たいした金額にはなりませんが・・・。
エコノミーライスは市民の強い味方
■ エコノミーライスは市民の強い味方
エコノミーライスは市民の強い味方
こちらのお店、ランチ、ディナー共に開いているので、本当に手軽に食べれるのがいいですね。
セルフサービスなので、待ち時間も無しです。そして選べる種類も多いので毎日来ても飽きることがない、と思います。
さらに、持ち帰りもできるので、お弁当にも最適。中にはおかずだけ買って帰るひといました。
定食屋ですが、地元の人のお惣菜屋さんでもあるんですね。
一人暮らしの人など、こういうお店が近くにあるととっても便利なのではと思いました。
ただ、生野菜はないので、日本人には毎日はヘビーかもしれませんが。
そして、旅行でマレーシアに滞在されている方。
マレーシア料理は、一品ものなども多く、圧倒的にお野菜が少ないです。
インド料理もそうですね。一番野菜が取れるのが中華料理かなと思いますし、お野菜中心にたくさん摂ることもできるこういうお店は、旅行中の体調を整える時にも最適だと思います。
初めてだと、どうやって注文したらいいんだろう?と不安に思うこともあると思います。
ぜひこのブログを参考に、ローカル食堂にトライしてみてください。
【経済飯やさんに通って、だんだん成長しました!】
私がマレーシアに来た時に、1ヶ月ほど仮住まいをしていたホテルの近くに、経済飯屋さんがありました。おかずの種類が本当に多いので、毎日でも行ける感じで、重宝しました。
初めて行った時から、回を重ねて、経済飯を攻略する様子を、動画でもご覧ください。
2022年4月より、マレーシアに移住。食のプロが、マレーシアの食文化を中心に、リアルなマレーシアの魅力を御紹介していきます。