スナップエンドウ
■ スナップエンドウ
スナップエンドウ
スナップエンドウは1970年代にアメリカから導入された品種で、当時はスナックエンドウとも呼ばれていましたが、1983年(農林水産省)スナップエンドウと呼ぶことが奨励されました。
豆が成長してもサヤが硬くならず、サヤごと食べられ、甘みがあり、パリっと食感が心地よいです。
その食感がスナックを食べるイメージに近いことから、今もスナックエンドウとも呼ばれています。
スナップエンドウは、種類に、”つるあり”と”つるなし”があります。
家でプランターで育てる場合は、”つるなし”を選びましょう。
”つるあり”は、すごく大きくなって伸びてしまい、どこまでも”つる”が広がり収拾がつかなくなってしまいます。
スナップエンドウの種まき
■ スナップエンドウの種まき
スナップエンドウの種まき
スナップエンドウの種を蒔く時期は、4月ぐらいに蒔く「春蒔き」と、10月ぐらいに蒔く「秋蒔き」があり、スナップエンドウは、1年の間に2回の栽培・収穫ができます。
関東では、秋蒔きが主流ですが、春蒔きでも充分美味しく栽培できます。
”つるなし”と”つるあり”両方とも蒔き方としては同じですが、つるありは、伸びて広がるのでネットをかけることになります。
春蒔きのスナップエンドウは、だいたい3ヶ月ぐらいで収穫できるようになります。
種蒔き後、一週間ぐらいで、芽が出ますが、芽が出るまで、鳥とかネズミが狙ってくるので、そこは防いで発芽まで頑張ってください。
種を蒔く前に、土は、あらかじめ濡らしておいてください。
土が全体的に湿る程度で大丈夫です
種は、全く豆のような形をしています。
だいたい株と株の間が30㎝以上になるよう離してください。
種は、だいたい3cmぐらいの穴を作り深めに蒔いてあげてください
一つの穴に三つぐらい入れてください。
種を入れたら、ちょっと押しあてていくような感じで土をかぶせてください。
つるありは、つるが伸びすぎて、ネットを張る必要があるので、プランターでは、難しいです。
つるなしも、支柱などは必要です。
スナップエンドウの病気
■ スナップエンドウの病気
スナップエンドウの病気
スナップエンドウ含め、豆類全体なんですけど「うどん粉病」っていう病気に気を付けてください。
葉っぱ同士が重なっちゃうと、葉っぱに白いカビのようなものがつく病気です。
ですから、大きくなったらプランターの場所を風通しのよいところに移動してください。
土の場合は、風通しのよい場所を選んでから蒔きましょう。
風通しをよくすると病気にはかかりにくいのです。
水やりのタイミングですが、発芽する前は、なるべく水をあげるようにしてください。
大きくなったら、それほどシビアにならなくてもよいです。
土が乾いたと思ったら、ちょっとあげる程度で構いません。
スナップエンドウの収穫
■ スナップエンドウの収穫
スナップエンドウの収穫
2ヶ月ぐらいで紫と言うかピンクと言うかちょっと可愛らしい花が咲きます。
その後、2~3週間で鞘のついた豆が出来はじめます。
スナップエンドウは、完全に豆にするよりも、鞘ごと食べるのが美味しいんで、ちょっとぷっくりし始めたな!?ぐらいで収穫しちゃって大丈夫です。
あんまり収穫が遅れると、中の豆が大きくなっちゃって食べた時に全体的に硬いなっていう食感になっちゃうので、なるべく早採りで食べてみてください。
お勧めは天ぷらです
もしスナップエンドウとか豆類を畑で作る場合は、連作と言って、同じ所に同じものを植えると病気が出やすかったりしますので、畑で育てる場合は3年~4年くらいあけてから栽培してください。
では、美味しい豆を食べれるように、可愛がって育ててください。