プレゼン 伝える情報と方法
■ プレゼン 伝える情報と方法
プレゼン 伝える情報と方法
プレゼンは「伝える情報」と「伝える方法」の2つで構成されています。
そのことを理解せず、結局、失敗してしまった理由もわからないまま落ち込んでいませんか?
常に、プレゼンを終わらせることだけ考え、自分の状況も把握できず、プレゼンした雰囲気さえも記憶としてなくなった方、要注意です。
最近は、ネット環境のおかげで、そのプレゼンを欲している顧客には、「伝える情報」が伝わっていることが多いので、プレゼン側が優位に進められると思います。
しかし、本来は、欲していない顧客に気づきを与える「伝える方法」を確立させることの方が、ビジネスにおいては、有効です。
プレゼンの準備
■ プレゼンの準備
プレゼンの準備
新人のアナウンサーや司会進行は、台本・脚本とは別に、自分なりの原稿を持ち、覚えてしまうまで練習するそうです。
原稿を読むのでなく、相手の顔を見ながらのプレゼンは説得力が違います。
また、相手を和ませる話かたや、エピソードを折り込むともっとよいでしょう。
そして、滑舌よくはっきりとした声での話し方をしましょう。
声を出しての練習を行っておいた方がよいと思います。
加えて、プレゼンを、誰かに聞いてもらい、感想を聞いてみましょう。
何度かリハーサルを行い、率直な意見を聞くのは重要なことです。
ABC理論
■ ABC理論
ABC理論
さて、本題です。
そもそも本番に弱いんだから練習してもね!?と「緊張しい」な方によく言われます。
・本番では、そわそわして落ち着きません。
・本番直前になると頭が真っ白になります。
・本番前は、口が乾いて、何かが口から出てきそう。
笑い事ではないのですが、そういう私も以前は同じでした。
「伝える方法」には、声や表情などの演出も含まれ、プレゼン本番は、メンタル面を克服した上でないと準備や練習の成果が出せないことが多いものです。
そんな時に出会ったのが、ABC理論というものです。
だいぶ端折りますが「A:発生した事象」と「C:結果」の間に「B:考え方(信念、解釈、気の持ちよう)」があり、この「考え方」を変えることにより、人はネガティブな精神状態から脱出できるというものです。
ブツブツ自問会話
■ ブツブツ自問会話
ブツブツ自問会話
プレゼン直前、気分が悪い「落ち着け。。落ち着け。。。」と気持ちを鎮めようと頑張り、自分を必死に励まそうとするのですが、ここが間違っている可能性が高いです。
・本(企画書の書き方)は確認して万全だ!
・昨日は早めに寝たじゃないか!
・細かいことは忘れとこう!
と回避的コントロールをしています。
人は、“緊張”に抵抗しようとすればするほど、緊張してしまうのです。
「大丈夫、大丈夫!」と現状を否定すればするほど「大丈夫じゃない事実!」がハッキリしてしまいます。そうなると更に平常心を維持できなくなり、もっと悪い状況に陥ります。
解決方法は、緊張を抑え込んで乗り切ってやるぞ!ではありません。
発生した事象に抵抗するのではなく、身をゆだねることが、よい結果を生む近道になります。
私の方法は、プレゼン前に、気の合いそうな方を探しては、「真面目そうな方がいました。私の話をちゃんと聞いてくれそうです。」とか「おっ、会社では偉そうな方ですが、きっと勉強しに来たのでしょう。」と勝手に想定しながら小さい声で、ブツブツと自分と会話したりしています。
そして、「えっと、喉が渇いてまいりました。緊張している模様です。水を飲めばいいのに、面倒くさいのでしょうか?」などと、自分の状況も解説したりしています。
このように、自分の状況やお客さんの状況を言語化することが効果ありました。
今では、プレゼンが楽しくて楽しくて!
みなさんも、身をゆだねる方法を開拓して行きましょう。
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