龍泉洞
■ 龍泉洞
龍泉洞
まずは、龍泉洞。
混んでない状態で写真を撮ってやろうと一番のりを目指し車を進めます。
案の定、早すぎたので、暇を持て余すと思いきや、龍泉洞周辺には、清流と樹木の息吹を感じられる遊歩道があるんですね。
ここで散策しながら開園を待つのですが、すでに体が暖かくなって、薄着になってしまい、後で後悔することに。
なんと、龍泉洞内の気温は年間を通して10°C前後で、いつも涼しい天然のクーラー状態なんですって。
そんなの事前に調べていけよって言われそうですが、みなさんは、龍泉洞の中は9月でも寒いので気を付けてください。
龍泉洞は日本でも有数の大鍾乳洞で、洞内に棲むコウモリと共に国の天然記念物に指定されています。
洞内総延長は知られている所で4k強で、公開されているのが700mほどです。
地底湖も3つほど公開されているらしいですが、廻っていくと、どこが、何なのかよくわからなくなってしまいました。
ただ、透明度がある目の覚めるような青い地底湖に何度も感動します。
コウモリ
■ コウモリ
コウモリ
コウモリは唯一飛ぶことのできる哺乳類なんですよ。
ここのコウモリは、昆虫を食べる種だそうで、冬の時期の洞内では、頭を下向きにして天井にぶらさがって冬眠するコウモリがたくさん見れるそうです。
つらら石
■ つらら石
つらら石
洞窟の天井からぶらさがっている白い鍾乳石を「つらら石」といい、鍾乳管(ストローのような筒状の鍾乳石)の周囲が次第に肥大しながら伸長していき、断面は木の年輪のようになっているようです。
洞窟サンゴ
■ 洞窟サンゴ
洞窟サンゴ
鍾乳洞のいたるところに形成させる小さな粒状の石は、海のサンゴの形に似ているため、「洞窟サンゴ」と呼ばれています。
石 筍(せきじゅん)
■ 石 筍(せきじゅん)
石 筍(せきじゅん)
鍾乳石の先端から落ちてくる水滴に含まれる石灰分が集積し、洞床から「たけのこ」のように上に伸びたものを「石筍(せきじゅん)」といいます。
洞穴ビーナス
■ 洞穴ビーナス
洞穴ビーナス
わかりますか?
地底湖
■ 地底湖
地底湖
透明度を誇る数々の地底湖は、ブルーな気分を爽快にしてくれました。
その他の有名な鍾乳洞もご紹介しておきましょう。
私は、日原鍾乳洞、秋芳洞には行ったことがあります。
あぶくま洞
■ あぶくま洞
あぶくま洞
福島県田村市
悠久の歳月をかけて創られた大自然の造形美。全長600mの洞内には、多種多様の鍾乳石が並び、様々な形の鍾乳石にはそれぞれ名前が付けられ訪れる人を魅了します。
日原鍾乳洞
■ 日原鍾乳洞
日原鍾乳洞
東京都奥多摩町
関東随一といわれる規模を誇り、年間を通じて11°Cという洞内は、夏はひんやり涼しく、冬は暖か。
また、ライトアップした洞内はインスタ映えのスポットとして評判です。
飛騨大鍾乳洞
■ 飛騨大鍾乳洞
飛騨大鍾乳洞
岐阜県高山市
標高900mにあり、日本で一番高い場所にある観光鍾乳洞で年間を通じ洞内の温度は10°C前後です。
白くて繊細な鍾乳石がとても美しいのが特徴です。
龍河洞
■ 龍河洞
龍河洞
高知県香美市
弥生人が使ったと思われる世界唯一の「神の壷」が見られる地球と人類が生み出した神秘を堪能できる鍾乳洞です。
「ケイビングコース」「照明・映像・音の演出」もお楽しみください。
秋芳洞
■ 秋芳洞
秋芳洞
山口県美祢市
国の特別天然記念物にも指定されている日本屈指の大鍾乳洞「秋芳洞」。
日本最大級のカルスト台地・秋吉台の地下に位置し、大自然が造り上げた神秘的な空間は圧巻です。
七ツ釜鍾乳洞
■ 七ツ釜鍾乳洞
七ツ釜鍾乳洞
長崎県西海市
約3000万年前に海底から隆起してできたとされる、国指定天然記念物の鍾乳洞です。
全長1600m以上の洞穴内の平均気温は通年15°C前後。
地質や生成年代の新しさは世界的にも珍しく、自然の神秘を感じる空間です。
球泉洞
■ 球泉洞
球泉洞
熊本県球磨村
九州本土最大の鍾乳洞であり、約3億年前海底にあった石灰岩層が隆起してできたと推測されています。
昭和48年に発見され、世界的に貴重な鍾乳石が点在する鍾乳洞として有名です。
昇竜洞
■ 昇竜洞
昇竜洞
鹿児島県知名町
鹿児島県の天然記念物に指定されている昇竜洞は、昭和38年に発見され一般公開されました。
全体として鍾乳石の発達が素晴らしく、特にフローストーンの規模は全国でも最大級です。
浄土ヶ浜
■ 浄土ヶ浜
浄土ヶ浜
さて、次に向かったブルー巡りの地は、岩手県宮古市を代表する観光名所「浄土ヶ浜」です。
こちらも海岸を、景観を見ながら歩ける見どころが点在しています。
青の洞窟(八戸穴)
■ 青の洞窟(八戸穴)
青の洞窟(八戸穴)
ちょうど「青の洞窟(八戸穴)」というブルーを感じられる響きの看板があり、参加してみました。
さっぱ船で行く浄土ヶ浜周辺と青の洞窟遊覧です。
さっぱ船とは、漁師が磯場での漁に使う小型の船のことで、「青の洞窟」まで連れて行ってくれます。
途中では、ウミネコがたくさん飛んでいて、頭の上にも止まります。
さっぱ船に乗った時は、後方で残念と思いましたが、「青の洞窟」では、洞窟に入り振り返ったら青い海を眺めるということで、一番良い席でした。
みなさんの写真には、私が出演させていただきました。
ちなみに、岩が顔に見えるのは、私だけでしょうか?
浄土ヶ浜もそうですが、至る所に素敵な景観がある三陸海岸って、すごく気に入りました。
海以外のブルーをみつけようと三陸海岸を上っていったら、ありました。ありました。
地獄沼
■ 地獄沼
地獄沼
マイナー?
人がほとんど居なかったので、あまり有名じゃないようですが、青が見えたので降りて写真を撮りました。
ここ、地獄沼は、かつての爆裂火口跡に近くから湧き出る温泉水がたまってできた沼だそうで、付近には火山活動のなごりの噴気口がいくつかあり、硫黄を多く含んだガスや温泉が噴出しています。
どこが、地獄なんだろうと思いながら、案内を読んでみると「魚が生息できない強酸性で、90℃の熱湯が湧き出し、別名、底なし沼といわれているそうです。」
危険なので決して沼に立ち入らないでと書いてありました。怖っ!
ただ、眺めが素晴らしく、周囲の木々が春や秋に色づく時期に、もう一度訪ねてみたいなーと思いました。
なぜか、最近、コントラストのある風景にハマっているようです。