前回に引き続き、山武市を例にとり、高齢化が進む地域において、住民の健康寿命を効果的に延ばすための具体的な施策を、食、運動、脳の活性化という3つの側面から解説し、その具体的な活動の体制作りと推進計画を練ります。
健康寿命とは、日常生活が制限されることなく自立した生活を送ることができる期間を指す指標です。単に寿命を延ばすのでなく、健康状態で長く生きることが重要です。本記事は、主に地方(今回は山武市)の健康寿命の現状を分析し、国内の成功事例を参考にして、健康寿命延伸に向けた具体的なアプローチと施策を考え実施していきます。