「夏越の大祓」に「100万人のキャンドルナイト」はいかがでしょう?

「夏越の大祓」に「100万人のキャンドルナイト」はいかがでしょう?

「夏越の大祓」と「100万人のキャンドルナイト」、どちらも聞いたことがあるような、ないような。なんとなく知っているような、知らないような・・。1年の折り返し地点の時期にあるこの2つの行事を改めて振り返ってみて、残りの半年を気持ちよく駆け抜けましょう!


大そうじは年に1回だけではなく・・

こんにちは。ブリッジライターNAOです。

時が経つのは早いもので、もう大そうじの時期ですね。

・・・って、年末でもないのに何言ってるの??
と思われたかもしれません(汗)

先日、我が家でこんなことがありました。
机の上に、こんまり(※)の『人生がときめく片づけの魔法』が置いてあったのです。
(※タイムズ誌の「最も影響力のある100人」にも選ばれたことのある近藤麻理恵さん)

ごちゃごちゃの本棚周りを片付けて、という妻からの強烈なメッセージですね(笑)


まあ、こういう個人的な事情は置いといて(笑)、季節行事的にもちゃんと根拠があります。
6月下旬の頃は年末と同様に、大そうじのタイミングなのです!

神社本庁 | 大祓について

http://www.jinjahoncho.or.jp/iroha/omatsuriiroha/ooharae/

年に二度おこなわれ、六月の大祓を夏越(なごし)の祓と呼びます。

「夏越の大祓」とは?

大祓は、我々日本人の伝統的な考え方に基づくもので、常に清らかな気持ちで日々の生活にいそしむよう、自らの心身の穢れ、そのほか、災厄の原因となる諸々の罪・過ちを祓い清めることを目的としています。(神社本庁より)

6月末に多くの神社で、「夏越の大祓」という恒例行事があります。
まず漢字からしてムズカシイですが・・・「なごしのおおはらえ」と読みます。

この半年間たまった邪気を払い落とす、実は重要な行事なのですね。

夏越の大祓では、「茅の輪くぐり」と呼ばれる儀式もあります。
この大きな輪を、8の字を描くように3回くぐり、この半年間にたまった「罪穢(つみけがれ)」を落とし、残りの半年間の無病息災を願います。

ちなみに「罪」とは、「悪い行い」だけでなく、「積み」の意味もあり、無意識に心に残してしまったモヤモヤなどを放っておくとどんどんたまり、気分が重く行動が鈍くなるようなものでもあります。
「穢れ」とは、「汚い」にも近いですが、「気枯れ」というエネルギーが奪い取られて不足することであり、要は健全な状態ではないということです。

この時期にちょうど『100万人のキャンドルナイト』!

さて、そんな大切なタイミングであるこの時期は、梅雨とも重なり気分が少し湿りがちにもなりそうですが、ちょうど夏至の頃に開かれるこんなイベントがありますよ!

100万人のキャンドルナイト2017@増上寺

http://candle-night.tokyo/

今年15年目となる「100万人のキャンドルナイト@増上寺2017」を大地を守る会とJ-WAVEが開催します!

スローガンは「でんきを消して、スローな夜を」

東京タワーに隣接した増上寺で、夜からステージでラジオ放送局J-WAVEがプロデュースするキャンドルナイトの雰囲気にマッチしたライブに、境内にはこだわりの生産者が全国から集うオーガニックマルシェが昼から開かれています。
午後8時にステージのミュージシャンとともにカウントダウンをして、東京タワーの消灯の瞬間を迎え、その後はキャンドルの灯りでしっとりとした時間を過ごせる、少し大人なイベントですね。

有名アーティストのステージが無料で鑑賞できるというのも魅力的で、僕もだいたい毎年訪れています。
(2016年の様子はこちら↓)

このイベント、元々は2001年にカナダで起こったアメリカのエネルギー政策への反対運動でした。
日本でも東京タワーの「消灯」ということもあり、「節電」を主張しているのかな、というイメージはどうしてもつきまとってしまいます。

しかし・・

過ごし方・考えることは自由。だからこそオススメは・・

現在は特定の主義主張があるわけではなく、掲げているのは「でんきを消して、スローな夜を」の合言葉だけ。

開催される時期が夏至(冬至もあります)なのも、地球上のどこでも誰でもどの文化・宗教でも共通の、太陽の動きにちなんでいるからなのです。

ロウソクの灯は、ひとつの救い。今年もキャンドルナイトに参加します。たまには立ち止まって、自分の足元を見つめ直してみるのもいいかもしれません。でんきを消してスローな夜を。地球温暖化の問題や原発のこと、飢えや貧困で苦しむ人々のこと、日本の農業のこと、世界の平和など、考えることはいっぱいあります。
(100万人のキャンドルナイト発起メンバーの1人、大地を守る会会長・藤田和芳氏)

このように、誰かに何かを決められているわけではなく、各々が自主的に考え、自由に行動すればいいのですね。

その上で、1年の折り返し地点まで来た今、こういうゆったりした時間を確保するからこそ、年始に立てた抱負や、これまでの半年間を振り返ってみる良い機会ではないかな、と僕は思います。

「夏越の大祓」とも同じ時期でもあり、大そうじ・断捨離や、心の整理整頓などのきっかけにするのも良いかもしれません。

「夏至」で1年の折り返しを

最後になってちょっとややこしそうな図が出てきました(笑)

これは「太極図」といって、白い部分は陽(ひ)のあたるところ、黒い部分は陰(かげ)になるところを表しています。

白(陽)と黒(陰)がくっきり分かれる、というよりは、それぞれ互いに混ざり合い、循環し、転換するイメージを表現しています。
中央の縦軸に上下に並ぶ小さめの円は、上は陽から陰へ、下は陰から陽へ転換するポイントですね。

ご存知のとおり、時の流れは季節の変化を伴って1年でぐるっと循環しています。

夏至は、その陽から陰に転ずる転換点。

冬至(陰から陽への転換点)に近い時期の年末年始では、誰もが「大そうじ」をし、これから始まる1年の抱負を立てたりしますね。
(※冬至については過去にこんな記事を書きました。ご参考までに)

「節分」と「冬至」の本当の意味

http://colors-style.com/articles/249

冬至の日に早稲田の穴八幡宮で一陽来復御守りをもらってきたレポートを交え、「節分」の本来の大切な意味に迫ります!

その真逆の位置にある夏至でも、「100万人のキャンドルナイト」のゆったりと落ち着いた時間で気持ちを整え、「夏越の大祓」の流れに乗って「大そうじ」し、1年の後半へ向けて良いスタートを切りましょう!

この記事のライター

食べることが大好きで、農業や田舎暮らしに向けゆっくり準備中です。インスタグラムではカフェ巡り中心でときどき農業体験を投稿します。

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