笑う門には「福」と「健康」と「美」も来たる！もう常識だけど、その理由は？

「笑う」ことがいろんなことに良い・・って、なんとなくは感覚的にわかるし、すでにいくつか知ってますよね？
でも、「笑う」ことには、本っ当〜〜にたくさんの驚きの効果があるので、まずはちょっとどんな効果があるのか、ざざっと見てみましょう。

「免疫力アップ」「病気予防効果」「ガンの治癒」「アンチエイジング」「美肌効果」「髪がツヤツヤ」「顔のたるみ防止」「ストレス（＝万病の元！）発散」「集中力アップして仕事もはかどる！」「小顔効果」「ぐっすり眠れて疲れが取れる」「お腹が引き締まる」「ダイエット」「気分爽快」「人間関係も良好」・・・

・・・もう、キリがなくて書ききれません！

このたくさんある中でも身体への影響に絞りますね。
「笑いによる身体への影響」を、大きく２つにまとめると「健康効果」と「美容効果」です。
この２つも元をたどれば同じものといえば同じものなんですけど。

その「元をたどれば」の「元」って？？

そればズバリ「血の巡り」です！
人間はそもそも、ちゃんと全身隅々に血液が行きわたっていれば健康を保てるものなんですね。
「冷えは万病の元」とも言われるように、”身体の中の冷えた部分”イコール”血の巡りが悪い部分”が健康じゃなくなり、美しさも損なってしまうんです。

そこで今回の主役、「笑い」の登場です！
笑うと、血の巡りが良くなるんです。

※この記事では「笑いの効果」がテーマですが、もちろんお風呂や適度な運動も血行促進によいので、そちらもオススメですよ。

全身の血の巡りが良くなると・・

・肌のすぐ下の部分（真皮といいます）に血液・リンパ液が行き渡り、健康な肌細胞が作られ美肌になります。
・頭皮の髪の毛を作るところに十分な栄養が届き、健康的なつやつや髪が作られます。
・細胞の中にたまっていた余分な脂肪がちゃんと血液に乗って流されて、太りにくくなります。（ダイエット効果！）

血の巡りがよくなることで、様々な美容効果や健康効果があることはわかりました。
ではどうして「笑う」ことで血の巡りが良くなるのでしょう？

その秘密は「自律神経」にあります。

熱いものを触って「熱い！」、ぶつけて「痛い！」と感じるのは、「感覚神経」のおかげで、
「歩こう」「手でつかもう」と思って体をそう動かせるのは、「運動神経」のおかげです。

「感覚神経」や「運動神経」とはまったく別の神経である「自律神経」は、すべての内臓や血管の収縮をコントロ―ルするはたらきをしています。

自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」の２つがあります。
ざっくり表現すると、「交感神経」は、「お仕事モード」のときにはたらきます。一方「副交感神経」は、「お休みモード」のときにはたらきます。

血の巡りがよいときは、そう、お休みモードの副交感神経がはたらいているときです。このとき、血管が柔らかく緩んでいます。
ちなみに交感神経がはたらいているときは、緊張・ストレスを感じていて血管が縮んでいるんです。

基本的には皆さんお仕事が忙しい世の中なので、交感神経の方が強く長くはたらき自律神経のバランスが崩れている人が多いんですね。

そこで、なるべく副交感神経を使うようにして自律神経のバランスを整えれば、体全体の血の巡りが良くなります。

自律神経は、なかなか自分の意思でコントロールするのは難しいのですが・・・
（ヨガの達人は自律神経を自由自在にコントロールできちゃうそうです。笑）

なんと、「笑う」ことは「副交感神経」をONにする”スイッチ”なんです！

実は「笑う」ことは、たとえ”無理やり”であっても効果あります！
そう、”作り笑い”ってやつです。

落ちこんでいて今は笑う気分ではない・・大好きなイケメン芸人さんのコントを見ても、笑えない・・そんなときでさえ関係なし！
面白いと心では思ってなくてもいいから、”作り笑い”でいいんです。

なぜなら、笑顔になったそのときの顔の筋肉を、あなたの脳くんが・・

「あ、ご主人、今は顔の筋肉が笑顔モードだ。」
→「笑顔モードってことは、笑っているんだ。」
→「笑っているってことは、楽しい気分なんだ。」
と勘違いしてくれて（笑）

「じゃあ楽しい気分のご主人には、副交感神経をよくはたらかせて血の巡りをよくしよう♪」
と張り切ってくれます♪

いかがでしたか？「笑う」と健康と美容によい「理由」、なんとなくではなく明快にしくみも分かっていただけら嬉しいです^^

それでは、最後にこの一言で締めくくりますね。（・・赤面）